やりたいことや叶えたい夢をノートに書く『願望ノート』の意外な効果/普通の主婦が東大大学院に合格した超勉強法(6)

#くらし   
 秋の東大キャンパスは…

『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』6回【全10回】


「趣味は昼寝」というぐーたら主婦が、たった3カ月で東大大学院に合格!
そんなラノベも真っ青の大逆転をやってのけた、ごくフツーのアラサー主婦・ただっちさんが、書籍『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』で、夢をつかんだノウハウを余すところなく公開してくれました!

もともと勉強は苦手だったというただっちさんがたどりついたメソッドは、一切の無駄を省いて、必要な知識をぐんぐん吸収する「超合理的」な勉強法。
家事や育児、仕事に忙しい主婦だって、この方法なら「学び」を継続できるはず! 目からウロコなただっちの超合理的勉強法の中から、主要ポイントをピックアップしてご紹介します。
今回は、本日1/26放送のNHKの情報番組「あさイチ」でも紹介された、夢をかなえる「願望ノート」についてご紹介します!

※本作品はただっち著の書籍『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』から一部抜粋・編集しました

夢を叶える「願望ノート」の書き方

願望ノートとは、その名の通り、願望を思いのまま書くだけのノートです。例えばこんなふうに、箇条書きで・思いのまま・特に深く考えずに、願望を書き出してみます。

・ 東京大学大学院○○研究科に合格!
・ 試験本番で得意な分野が出題された
・ 家事と勉強の両立が出来た
・ 毎年海外旅行に行くことができる
・ 東大で友だちがたくさんできた

これらは実際に受験勉強をしていた頃に書いていた内容です。気付いた方もいるかと思いますが、ここでのポイントは、基本的に過去形で書くことです。

つまり、あたかも願望がすでに叶ったかのように書くのです。これは、願望が叶って当然であると脳に思わせるためです。さらに、願望を叶えたその先の願望も思いつく限り書きつづるのです。ここで実現可能性を考える必要は全くありません。あとで見返して、顔がかぁーっと赤くなるような妄想で大いに結構です。さらに、「毎年海外旅行をすることができる」といったような、本来の目的と直接関係のない願望もどんどん書いていきましょう。

それでは、ためしに紙やノートに思いつくかぎりの願望を、既に叶ったかのような気持ちになって書いてみてください。なんでもいいです。ぶっ飛んだ夢も、絶対叶わなさそうな願望も、とにかく全部言語化してみましょう。

……どうですか? なんだかワクワクしてきませんか? 心の底から熱いエネルギーが湧いてくるような、そんな感覚がしませんか? その気持ちは、勉強を始めようと決心したときの気持ちにどこか似ているはずです。勉強生活1日目は、ものすごくやる気が湧いてきましたよね。そんな強くてプラスの気持ちを、意図的に生じさせるための「願望ノート」なのです。

勉強と関係のない事柄も書き出すのには理由があります。自分の願望を言葉にすることで、勉強の目標のさらに向こう側の目標を発見することができるからです。例えば、私が書き込んだ項目の一つに「世界から人の悪口を言う人がいなくなって欲しい」というものがありました。

素頓狂(すっとんきょう)な内容ですが、大真面目にこの願望を実現する方法を考えました。人間は、なぜ人の悪口を言うのか? どんなところに不満があるのか? 満たされていない理由はなんなのか?──そんなふうに、「なんで・どうして・どうすれば」ということを突き詰めていきます。そうすると、「人の心について研究し、情報発信し、積極的に活動することが私にとって必要である」という結論に至りました。それが私の東大大学院受験のモチベーションの一つになったのです。

私自身、この方法で東大大学院合格以外にも様々な願望を叶えてきました。イラストレーター、漫画家、公式ブロガーなど、レアリティの高い仕事を受けてきましたが、これらもまた「願望ノート」のおかげで実現してきたものです。

「願望ノート」の書き方例

願望ノートは思いついたままに

箇条書きで思いつくままにどんどん書いてOK。ここでのポイントは、実現可能性を考えず、すでに願望が叶ったかのように書くこと。自分の願望をどんどん言語化していくことで、プラスのエネルギーが湧いてくるのを実感しよう。

次ページ:東大あるある…「ぎんなんが臭い」(2/2)

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