試験直前のトンカツはダメ、絶対!本番前の特殊な行動は破滅を招く/普通の主婦が東大大学院に合格した超勉強法(9)

#くらし   

「トンカツ、ダメ、絶対。」本番前に特別なことはしない!

試験直前期になると、「苦手な問題が出たらどうしよう」とか「落ちたらこれまでの努力が水の泡だ……」とか、色んな思いが錯さく綜そうするかと思います。
落ちつかない気持ちは重々承知ですが、そこはぐっとこらえて、できる限り普段と同じように過ごしましょう

皆さん、かなりやりがちなのですが、試験前日にゲン担ぎでトンカツを食べるとか、お墓参りでご先祖さまにお願いしようとするとか、神社やパワースポットに行くとか、そういった特殊な行動はやめておいた方がいいです。

「よく頑張ったね! きっとベストを尽くせるよ!!」……なんて特別なことを言ってこないように、ぜひ、家族にも伝えておいてください。家族があなたを応援したい、という気持ちはとてもありがたいことですし、何かしてあげたいという気持ちは痛いほどわかります。だけどそれは結果的に自己満足にすぎません。ほとんどの場合、「あなたに何かしてあげたい」「力になりたい」という気持ちを昇華させることができるという、その人にとってのメリットにしかなりません。

なぜなら受験生本人は、普段と違うことをすることでかえって緊張してしまうからです。もちろん、緊張によって高いパフォーマンスが発揮できる! という方は大丈夫です。しかし、私が見てきた限り、緊張が破滅を呼ぶパターンの方が圧倒的に多いのです。自分も、家族や周りの応援してくれる方たちも、試験本番に「いつもよりできたらいいなぁ」なんてことを考えるのはやめましょう。あくまで「いつも通り」の出来でいいのです。

気持ちを高めたり、欲張っていつも以上の出来を期待したり、変に緊張する要素を作らないように気をつけてください。パワースポットめぐりや神社へのお参り、お墓参りなどがしたい人は、もっと早い段階に済ませておきましょう。

著=ただっち/『普通の主婦が東大大学院に合格して自分の人生を見つけた超勉強法』(KADOKAWA)

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