「なんでいちいち周りと違うことするわけ？」自発的に行動するのはいけないことなの？／女社会の歩き方（21）

女同士って面倒くさい！って感じたことはありませんか？　ねちねちマウンティングに、陰口や告げ口…。こんな人間関係の中にいたら、メンタル不調になっても不思議ではないですよね。

著者「ぼのこ」さんが勤める子ども服ブランドの店は、まさに女だらけの職場。しかも公然と悪口や嫌味を言うだけでなく、全てにおいて先輩を立てる・優先するという謎ルールまであり、現場運営は超非効率な状態に…。仕事は大好きなのに、面倒な人間関係に毎日悩まされていました。

トライアンドエラーを繰り返しながら、女同士の「めんどうくささ」をくぐり抜けていく道のりを綴ったコミックエッセイ『女社会の歩き方』。SNSやブログで10万人が共感したエピソードの数々に、悩める人もきっと前を向くパワーをもらえるはずです。

ぼのこは異動先の花形店舗で、業務を妨げる無駄なしきたりやルール、先輩たちから受ける理不尽な扱いにストレスを抱え、体調を崩してしまいます。しかし、面倒な人間関係から逃れるのではなく、正々堂々と実力で勝負して、「この店にはびこる悪しき風習を断つ」と心に誓います。目指すは店長の座。悔しい気持ちをエネルギーに変えて全力で仕事に取り組んだ結果、ぼのこは店でNO.1の売上を記録！　スキルアップしたいと相談しても店長は聞く耳すら持ってくれませんでしたが、店長会で商品開発部の部長がぼのこを評価していたと聞かされ、喜びを感じるのでした。

※本作品は著の書籍『女社会の歩き方』から一部抜粋・編集しました。