見えない貧困の現実。母が働き詰めで放課後も土日も孤独だった子ども時代(3)
「現代のリアルな貧困家庭について多くの人に知ってもらいたい」という動機から、幼少時にまさに自身が体験した貧しい生活を、大人の目線ではなく、子どもの目線で描いたやまぐちさん。「漫画家になって本を出したい!」という小学生のころからの夢を心の拠り所とし、「この大変な日々も漫画のネタになるかもしれないから、決してムダにはならないはず!と自分に言い聞かせて過ごしてきたといいます。
さまざまな要因から困窮状態に陥り、当事者以外にはなかなか表面化しない「見えない貧困」。その実態について、改めて考えさせられるエピソードです。
著=やまぐちみづほ/『明日食べる米がない! ~親が離婚したら、お金どころか、なーんにもなくなりました!!~』(KADOKAWA)
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