「仕事遅いっ!ホント使えないね!」介護のパートで同僚がキツすぎる…。それでも自立して離婚したい(23)

誰が見ても幸せな家族に見えるかもしれない。でも、私は夫が大嫌い。
夫の無理解と心ない言葉に苦しむ専業主婦の翔子。幼い子どもたちがいる手前、常に夫を立て、愚痴の聞き役に徹し、ねぎらいの言葉をかけますが、それも一方通行にすぎません。彼女の存在を軽視する夫に、イラ立ちと虚しさを感じる日々。頭の中は常に「夫の機嫌を損ねないように」と追い詰められ、彼女の心の闇は深くなるばかり。離婚したいと思わない日は一日だってないけれど、子どもが小さいため、仕事を始めて経済的に自立することも考えられない。
『消えたママ友』や『娘が学校に行きません』などで知られる野原広子さんが、日々我慢を続ける妻と、そんな妻を虐げるようになってしまった夫の気持ちを描いた『離婚してもいいですか 翔子の場合』から、翔子の心の葛藤が垣間見えるエピソードをご紹介します。
パートナーに心無い振る舞いをされても、平穏な家庭をキープすることを優先して言葉を飲み込んでしまう人も少なくないのではないでしょうか。しかし、どちらかが無理をして築かれる関係は、やがて綻びが出てくるもの。体や心が限界を迎える前に、まずは相手に言えなかった本当の気持ちを自分で認めてあげることが大切なのかもしれませんね。
※本作品は野原広子著の書籍『離婚してもいいですか? 翔子の場合』から一部抜粋・編集しました。
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