入試のライバル・東大生たちと正面から戦ったら負ける！ ぐうたら主婦の秘策は賭け!?【ただの主婦が東大目指してみた】（30）

これはADHDの人の特徴らしいのだけれど、私の頭の中もいつもいつも忙しい。

休憩してても、寝ようとしても、ぼーっとしてても、

もしかしたらこの無駄な特技をうまく使えば大きな武器になる……？

東大受験を決めてから私はずっと自分が意識が高い人なのか、単にやばい人なのか、どちらか分からなくて、

そんな感覚があった。

でも……そんなこと悩んでも仕方ない。

それは受験が終わってから俯瞰して決めることだ。

よし、決めた。

無理に知的ぶって受験をするのはやめて、100%の自分を東大教授に見せつけよう！

100%自分が面白いと思う研究計画書を見せつけてやる!!

そうして私は思い切った研究計画書を研究室訪問に持って行くことに決めた。

……念のためちゃーくん（夫）に研究テーマを見せてみた。

ちゃーくん「うわぁ」

……

オカシイを通り越してマジキチになってないかな？

正直ちょっと不安だ。

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夫の勧めで東大大学院の試験を受けてみることを決意したただっちさん。自分が「面白い」と思うことに振り切った研究計画書も完成！ 夫の反応はいま一つですが、一歩ずつでも夢に向かって前向きに進んで行けると良いですね。

著＝ただっち／『ただの主婦が東大目指してみた』（フォレスト出版）