さっき終わった会話を繰り返すアスペルガーの彼氏に愕然!違和感が爆発寸前/好きになった人はアスペルガーでした(5)

#くらし   
そしてその話題が終わった…数分後

『好きになった人はアスペルガーでした』5回【全15回】


仕事のための体力作りをしようと学生時代にやっていたテニスを再開することにしたちくわさん。
「お年寄りも大歓迎♪」という楽しそうなテニススクールに入会しました。
広告通り年配の方も多く、皆とても優しく明るい雰囲気。ホッとしたのもつかの間、登場したのは金髪メッシュに派手なサングラスをつけたコーチだったのです。「ちゃっちゃとやってくれる? おじいさん達!」と生徒に向かってタメ口で登場し、ちくわさんはびっくり!

奇想天外な行動に振り回されつつも、おもしろい人だと思ったちくわさん。しかしその言動に無視できない違和感が…。実は、彼は発達障がいの一種である「アスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)」でした。
ちくわさんはやがて彼に惹かれていって…。アスペルガーの彼とうまくつきあうコツは? ちくわさんの事例を見ていきましょう。

※本記事はちくわ著、宮尾益知監修の書籍『好きになった人はアスペルガーでした』から一部抜粋・編集しました。


子どものような無邪気さや裏表のない言動に好感を抱き、テニススクールの担当コーチと交際を始めたちくわさん。しかし、コミュニケーションがどこか普通とは違う彼に対する違和感は、日に日に大きくなるばかりでした……。

違和感はどんどん大きくなっていった

テニスのグッズのことで私が質問をすると

何度も同じことを聞いてくることも多かった

次ページ:少しだけ悩んだ後曇りのない表情でこう答えた(2/3)

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