「風になってあなたのもとに忍びたい」当代きっての美男子からの恋文も一蹴/超訳百人一首 うた恋い。(1)

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『フルカラー版 超訳百人一首 うた恋い。』 1話【全6話】


はるかな昔から歌い継がれ、愛されてきた百人一首。 平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公家・歌人である藤原定家が選定した百の和歌には、現代の私たちも共感ができる普遍的な「人の思い」がみごとに詠みこまれています。

とりわけ「恋」の和歌にこめられた思いは、驚くほど昔も今も変わらないもの。歌人たちの恋と人生とはどんなものだったのか…。そんな百人一首の深い魅力を、恋の歌を中心にコミックで分かりやすくお届けします!

※本記事は杉田圭著、渡部 泰明監修の書籍『フルカラー版 超訳百人一首 うた恋い。』から一部抜粋・編集しました。


和歌(うた)物語

ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川
からくれなゐに 水くくるとは

<在原業平朝臣>

在原業平(ありわらのなりひら)

在原業平

六歌仙の一人。『伊勢物語』の主人公「昔男」のモデルと云われている。和歌が巧みで、平安を代表するプレイボーイとして名高い。

藤原高子(ふじわらのたかいこ)

藤原高子

『伊勢物語』で知られる業平との恋をはじめ、いくつも恋の逸話が残っている。

軽口を交わすこともかなうまい。

あの方から文が届いております。

あんな顔だけ男

誰なの!?


著=杉田圭、監修=渡部泰明/『フルカラー版 超訳百人一首 うた恋い。』

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