即完売の爆売れ「超極細芋けんぴ」「干し芋」「茨城サツマイモバター」まで！ 「道の駅 常総」は芋好きの聖地だった

前回は行列のできるメロンパンやメロンを使ったソフトクリームなどをご紹介しましたが、茨城の特産品はそれだけではありません。茨城といえば…そう、さつまいも！ 鹿児島に次いで 全国第2位の生産量を誇っていて、ふるさと納税などでもさつまいも関連の返礼品は大人気です。今回は「道の駅 常総」で見つけたさつまいもの特産品を紹介します！

「黄金極細けんぴ」は手が止まらないおいしさ！

「道の駅 常総」には、メロンや卵など茨城県の特産品にちなんだ専門店が並んでいます。さつまいも専門店「芋とわ」さんもその一つ。お店の中はまさに芋、芋、芋づくし！ 茨城産のさつまいもを使用したおいしそうな商品がたくさんラインナップされており、店頭のショーケースには常時5種類以上の商品を取りそろえているそうです。

なかでも1時間ごとに作られるたびに瞬殺で売り切れてしまうという「黄金極細けんぴ」は大評判！芋けんぴというとガリガリと硬めの食感を想像すると思うのですが…この芋けんぴはちょっと違うんです。

見てください、この超極細の芋けんぴ。とにかく細～くカットされていて、お店の人に聞くとその細さは3mmほどだとか。これはスルーできない…と整理券配布の列に並ぶこと30分、無事に極細けんぴを手に入れました！

2種類のフレーバーがあり、プレーンは580円、胡麻味噌は630円（ともに税込）と想像していたより良心的なお値段！「芋けんぴで胡麻味噌の味付けって珍しい！」と思って、両方とも購入しました。

お世話になった友人に「胡麻味噌」を渡すことにして、我が家ではプレーンをいただきました。
雑につまんだら折れそうなほど極細のさつまいもはポリッポリッと心地よい食感で、蜜も絶妙な甘さです。これは、次々と手が伸びてしまう…！
あっという間になくなってしまいました（笑）。これは危険なおいしさです！
我が家の子どもたちもとっても気に入って、すでに2回もリピートしています♪

気になる「胡麻味噌」の味については友人に聞いたところ、ちょっと甘じょっぱくて癖になるおいしさとのこと！　大好評でした～！

「芋とわ」はさつまいものパラダイス！

さつまいも専門店「芋とわ」には、芋けんぴのほかにもさつまいもにまつわる商品がたくさんあります！

「茨城大学芋スティック」は表面はカリッ＆中はホクホク。茨城特産の紅はるかの甘みをダイレクトに感じられます。

「さつまいもジャム」「茨城サツマイモバター」なるものも。濃厚なおいしさがこの瓶の中にギュッと詰まってるんだろうなぁ…と想像できます。トーストやクラッカーに塗っても良し、ヨーグルトやアイスに添えても良し。いろんな使い方ができそうです！

茨城在住歴18年目の私が驚いたのが、じゃがいもの代わりにさつまいもを使ったカレー！ でも、子どもたちは「小学校の給食でさつまいも入りのカレーが出たことがあるよ」「おいしかったよ～」と話していました。茨城ではさつまいもカレーは子どもたちにとってなじみのあるものらしいですね（うちの地域だけじゃないとは思う…）。今度はお家のカレーでも試してみようかな？

賑わいを見せているこちらは干し芋の専用コーナー。いろいろな種類の干し芋がずらりと並んでいます。さつまいものブランドによっても、平干しや丸干しなどの形状によっても味わいは千差万別。ここに来れば好みの一品が見つかりそうですね。

外では壺で焼いた紅はるかの焼き芋「つぼやき おやきいも」も堪能できます。壺でじっくり熱を入れた焼き芋は熱々＆ねっとり濃厚！ 取材の日はちょっと暑かったのですが、焼き芋の甘～い香りに誘われてずらりと行列ができていました。今の季節ならお家に持ち帰って、冷凍庫に常備しているアイスと一緒に食べれば至福の時間に浸れそう…！

さつまいもを使った人気のお土産も！

そんなお芋アイテム満載の「道の駅 常総」で人気のお土産が「ぽて吉 茨城いものすいーとぽてと」です！

生クリームを加えてしっとりと焼き上げられたスイートポテトは、一口サイズながら、口に入れるとさつまいもの甘さがふわ～っと広がります！ 箱入りは4個入（4ぽて）、8個入（8ぽて）での販売、 1個（1ぽて）からも購入できます。個包装になっているので、ちょっとしたプレゼントやばらまき土産にもぴったり。

さつまいもを使ったスイーツやスナック菓子など、まだまだ気になる商品はいっぱい…！ 取材の後にもプライベートで何度か足を運んでいますが、毎回新しい出会いがあってとても楽しいです。お芋が好きな方はぜひ「道の駅 常総」に行ってみてください！

夏目あや子
一級建築士・宅地建物取引士・整理収納アドバイザー1級 。ブログ「なつめの手仕事日記」で自宅をDIYで楽しく育てる暮らしをつづる。

文＝夏目あや子