「平凡な毎日だって十分しあわせ」満たされている実感がほしい妻の胸の内

かれんとパパと笑ってご飯食べるのが楽しいんだ!

「結婚・妊娠したら退職する」
「家事・育児は母親がするもの」
「稼ぎ手は父親」
令和に入り、こういったステレオタイプな意識は職場や家庭でも急速に変化しつつありますが、まだ根強く残っていると感じる当事者も少なくありません。共働き・専業主婦世帯にかかわらず、夫婦関係をギクシャクさせてしまう要因になることも。

かなさんは5歳年上の夫と一人娘・かれんちゃんとの3人家族。パートをしながらの家事と育児、足の悪い義母から頼まれる用事をこなすなど、フル稼働な毎日を送っています。夫は病弱な面もあり、仕事以外に負担はかけられないと、妻の役目が多いことは「仕方ない」と自覚しているかなさん。しかし、やって当たり前な主婦業に、むくわれなさを感じ始めていました…。

そんなある日、パート先に新しい店長が着任します。穏やかで優しいその性格に、パートスタッフは「トキメキが補充できる!」と沸き立つのですが…。

「ママ、スマホ見せて」仕事も家庭も順調だった女性のあやまち/夫の公認なら不倫してもいいですか?(1)

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