面倒な毎日のかき混ぜも不要! パン粉で短時間&お手軽にぬか漬けを作る方法

#食   
簡単ぬか漬けで食卓にもう一品


米糠の中に野菜などを漬け込んで作る“ぬか漬け”。ご飯のお供として大活躍のぬか漬けを自宅で作る人もいると思いますが、毎日かき混ぜたり、ぬか床の水分を抜いたりとなかなか手間がかかるもの。今回はそんなぬか漬けを簡単に作る方法を紹介します。

■時短&お手軽! パン粉でぬか漬けを作る方法

7月27日に放送された「得する人損する人」(日本テレビ系)では、たった3時間でできるぬか床いらずのぬか漬けの作り方が紹介されました。

作り方は簡単で、用意するものは砂糖と塩に漬ける食材、そしてパン粉のみ。まずまな板の上で食材を押さえながら転がすことで食材の表面に傷をつけ、味を染み込みやすくする“板ずり”を行います。板ずりの際につけた塩を水で洗い流したら、保存用の密封袋に塩、砂糖、パン粉を入れて味が全体に馴染むように揉みこみ、冷蔵庫で3時間冷やせば完成。

パン粉には野菜を発酵させる酵母が含まれており、さらに発酵のスピードを促すでんぷんは約1.5倍。そのため、ぬか床より簡単にぬか漬けを作ることが出来ます。ただ味が染み込みやすいので3時間以上漬けると、しょっぱくなってしまうことも。

今回使用したのはパン粉でしたが、小さくちぎった普通のパンでも代用可能です。雑菌が沸きやすいため、普通のぬか床のように繰り返し使えないので注意してくださいね。

このぬか漬けの作り方には視聴者からも「こんなに簡単に作れるの初めて知った!」「家で漬けるのは手間が多すぎて諦めてたけど、これならいいなぁ」「想像以上に美味しくて大量作成始めてます!」と大反響。 

銀座で70年店を構える老舗漬物店「銀座若菜」の店長も「おいしいですね」と絶賛。パン床で作っていると知ると、「えっ!? 漬物が出来るんですか?」 と驚きの声を上げていました。

■パン床だからこそ作りやすい「豆腐のパン床漬け」

パン床で漬けることができるのは野菜だけではありません。ここでパン床を使ったレシピをご紹介。まず紹介するのは、麹漬けのようなふくよかな香りが魅力の「豆腐のパン床漬け」です。

【写真を見る】「豆腐のパン床漬け」


もめん豆腐の水分をペーパータオルで切り、ラップに広げたパン床の上に豆腐を並べます。さらにその上からパン床をぬり広げ、ラップでぴったりと包んだら冷蔵庫で約10時間。たったこれだけで、そのまま食べても、青じそや刻みのり、わさびを添えてもおいしい豆腐の漬物の完成です。

■肉を“漬けて”旨みアップ!?「豚肉のパン床漬け焼き」

野菜のイメージが強い漬物ですが、「豚肉のパン床漬け焼き」という“肉の漬物”レシピも。脂と赤身の間に包丁を入れて筋切りした豚肉を、ラップに広げたパン床の上に並べます。上からパン床をぬり広げたら冷蔵庫に約8時間イン。

「豚肉のパン床漬け焼き」


8時間たったらパン床を軽く拭って、魚焼きグリルなどで焼いていきます。漬けておくことで肉のうまみがアップした“肉の漬物”は、少し変わった料理としておもてなしに出しても喜ばれそうですね。

今回はパン床を使ったぬか漬けでしたが、実はヨーグルトを使ってぬか漬けを作る方法も。ヨーグルトでぬか漬けを作る場合は、プレーンヨーグルト、塩をよく馴染ませ、その中に野菜を入れて漬けるだけ。さっぱりとした風味のぬか漬けが出来上がるので、夏の時期にぴったりです。

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