江戸時代のある習慣が「ボーナス」に!当時支給されていたのは?/大人の最強雑学1500(2)

江戸時代のある習慣が「ボーナス」になった!?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』2話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


江戸時代のある習慣が「ボーナス」になった!?


「ボーナス」は、ラテン語で「よい」を意味する「bonus(ボヌス)」に由来するという。

日本のボーナスは、江戸時代に商人や職人の社会で盆暮れに支給されていた「お仕着せ(季節に応じた衣服)」の慣習に由来するというのが通説だ。明治初期には、三菱商会(現在の三菱商事)が社員の奮闘に対する報奨金として、上級社員に5円、下級社員に1円を支給。現在のボーナスにあたる賞与制度を実施した。これが、大企業を中心に浸透していったのだ。

当初は、企業の業績がよかった時に出す「賃金の補足」の意味合いが強かったが、戦後にインフレが進行すると、生活困難を補填する「一時金」という意味での支払いが中心になった。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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