毎日＆週1のひと手間が大切！ 快適な浴室をキープする掃除のコツ／ひとり暮らしアイデアブック（4）

自由気ままに好きなことができるひとり暮らし。でもうっかりしていると、部屋が乱雑になるなど“適当な暮らし”になってしまうこともありますよね。

イラストレーターの成瀬瞳さんが自分の暮らしを見直すきっかけになったのは、友人宅へ行った時。美しく整えられた部屋、おいしいお茶や手作りクッキーのおもてなしに、「このままではいけない」と一念発起！ ひとり暮らしがもっと楽しくなるコツを、さまざまなプロの方に聞いて実践していきます。

お金をあまりかけず、誰でも簡単にできて、楽しく快適に過ごすためのアイデア満載！ ひとり暮らしの人もそうでない人も、プロが教えるのコツを参考に丁寧な暮らしを始めてみませんか？

※本記事は成瀬瞳、たまきようこ著の書籍『漫画でわかる おうち時間が楽しくなる ひとり暮らしアイデアブック』から一部抜粋・編集しました。

浴室の「白ウロコ」は浴室用クレンザーで落とす

毎日のリラックスに欠かせないお風呂。浴槽以外の掃除方法も覚えて、スッキリ快適な浴室をキープしましょう。

POINT1

★カビを防ぐ
お風呂の汚れで一番やっかいなのがカビ。カビが増殖する条件は、温度（20～30度）、湿度（70％以上）、栄養源（汚れ）がそろうこと。カビを防ぐにはこれらの条件を取り除くことが大切です。

★毎日のお掃除
汚れをためないように、浴室から出るときに壁や床にお湯のシャワーをかけて汚れを洗い流しましょう。入浴後はきちんと換気して、湿度を下げることも重要。

★週に1度は洗剤を使って掃除
週に1度は浴室用洗剤を使って掃除を。壁は、浴室用洗剤をスプレーして2～3分置き、柔らかいスポンジで円を描くようにこすります。床の隅や溝にたまりやすい汚れは、浴室用洗剤をスプレーして浴室用ブラシでかき出します。排水口のゴミはこまめに取り除き、2週間に1回はパイプ用洗剤を使って詰まりやニオイを防ぎましょう。

POINT2

★キレイな鏡をキープする
白いウロコ状の汚れが付いていたら、それは水道水中のカルシウムなどが固まった水アカ。付いてしまったら、浴室用クレンザーを付けたスポンジで、円を描くようにこすって落とします。汚れが付かないよう、普段から汚れをこまめに落とし、水滴を拭き取る習慣を付けましょう。スクイージー（水切りワイパー）を使って水切りするのもおすすめ。

POINT3

★洗面器や水栓金具を磨く
汚れるとくすんで見えてきます。浴室用クレンザーをつけたスポンジで磨き洗いを。水栓金具の裏側など手が届きにくいところは、細長い布を通してこすれば簡単に落とせます。最後に水で洗い流せばピカピカに。

著＝成瀬瞳、たまきようこ／『漫画でわかる おうち時間が楽しくなる ひとり暮らしアイデアブック』