「総理」と「首相」はどう違う?どうやって使い分けている?/大人の最強雑学1500(15)

「総理」と「首相」はどう違うのか?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』15話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


「総理」と「首相」はどう違うのか?


日本の長を表す言葉に「総理」と「首相」という言葉がある。両者にどのような違いがあるか知っているだろうか。一言でいうと、総理は「略称」、首相は「通称」である。

法律上では「内閣総理大臣」という。国会では慣例として「総理」と呼ばれており、議員が国会で「○○総理」と呼ぶことはあっても、「○○首相」と呼ぶことはあまりない。

一方、中国では「相」が君主を助ける役割の人物を指すことから、財務大臣のことを「財務相」と呼ぶなど、相は大臣の通称としても用いられている。首相はこうした大臣の“首席”という意味である。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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