「汚らわしい!」義母が嫁の下着をバラバラに切り刻み…壮絶な「嫁姑バトル」を戦い抜いた衝撃の実話
義母の無神経な言動が苦手、子育てに過干渉な義母がストレス...現在もいわゆる「嫁姑問題」に頭を悩ませる女性は少なくありません。
人気ブロガー・かづさん原案の『義母クエスト〜結婚したらいきなりラスボス戦でした〜』は、結婚早々そんな「嫁姑問題」に直面した彼女の実体験を描いたコミックエッセイ。「嫁は私の言いなりになれ」「役立たず!」といった義母からの口撃を受けるなか、味方だったはずの夫は徐々に無関心に…。
激しすぎる“義母との戦い”を描いた実話コミックエッセイ『義母クエスト〜結婚したらいきなりラスボス戦でした〜』をご紹介します。
『義母クエスト〜結婚したらいきなりラスボス戦でした〜』あらすじ
19歳の頃、当時看護学生だったかづさんは、患者として入院していた現在の夫から情熱的なアプローチを受け続け、結婚。両親の猛反対を押し切る形で結ばれた2人でしたが、子どもも授かり、幸せに向かって一直線…はずでした。
しかしいざ新婚生活が始まると、同時に義母からの嫌がらせも始まります。毎日電話で暴言を浴びせられ、毎晩の献立を管理され、抜き打ち訪問で部屋の状態をチェックされ…しかし義母による「嫁いびり」はこんなものでは終わりません。
ある日、義母の指示で買い物に出かけたかづさん。3時間も歩き回りヘトヘトになって帰宅すると、部屋のカーテンがなくなっています。恐る恐る義母にたずねると「あれ趣味悪いから捨ててきたわ」とニヤリ。急いでゴミ置き場へ走ったかづさんは、細かく切り刻まれたカーテンを目撃するのでした。
さらに別の日、再び義母に買い物を頼まれ家を留守にしたかづさんは、帰宅後ベランダに干していた洗濯物の一部が消えていることに気が付きます。嫌な予感を覚え、急いでタンスを確認すると…かづさんの下着がすべてありません!
なんと、これも義母による嫌がらせ。「あんな下着つけて何やと思ってるん?」「全部捨てたわ、汚らわしい!」と暴言を連発する義母に苛立ちながらも、かづさんは義母に立ち向かうことを決心するのでした。
そんな壮絶な日々を戦い抜いたかづさんに、当時のお話を伺いました。
原案・かづさんインタビュー
ーー義母との戦いについて書こうと思ったきっかけを教えてください。
かづ:もともと個人ブログで、義母について書くことがたまにあったんです。すると、「うちも一緒です。同じことを義母にやられました」という共感のコメントをちらほら頂くようになりました。私の経験が少しでも誰かの役に立てばと思い、嫁時代の苦労を長編で書くことにしました。
――若くして結婚を決めた当時の心境はいかがでしたか?
かづ:私は自分が結婚に向いているとは思っていませんでした。ところが勤務先の病院で出会った夫から熱烈にアタックされて、「愛するより愛される方が幸せになれる」なんて言葉が頭をよぎっちゃったんですね(笑)。それに、たとえこの先離婚したとしても、数十年後の同窓会で「一度は嫁に行った」と言えるからという気持ちもあって結婚を決めました。
――結婚する前にも両家の親同士でバトルがあったようですね。
かづ:ええ。結婚するにあたって両親同士が挨拶する際にいろいろとすれ違いがあり、両家のバトルに突入してしまいました。もう始まる前から前途多難! そんな状況を打破するにはもう妊娠するしかないと、「できちゃった結婚」ならぬ「作っちゃった婚」を思いついたんです。ばかですよね。浅はかだわぁ......。 当時、夫の「一生大事にする! おふくろからも守る!」という言葉を信じていたので不安はなかったんですが、「こんなにも早く裏切るか?」と自分の見る目のなさに驚き桃の木でした(笑)。
* * *
結婚早々、恐ろしい義母との戦いを余儀なくされたかづさん。それでも果敢に義母に立ち向かう彼女の前向きな姿は、逆境を生きるすべての人に勇気を与えてくれそうです。
文=mmm
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