木綿豆腐と絹ごし豆腐、違いは「木綿」と「絹」でこしたから?/子どもに話したい雑学(6)

子どもは、身の回りにあるものや、世の中で起きているさまざまな事柄に対して「何でだろう?」と疑問を抱くものです。親が子に、この世の中をより深く知るための知識や知恵を伝えることは、昔も今も変わらず大切なことですよね。
そんなときに活用できるのが教養系雑学です。学校では教わらない、子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまうおもしろ知識や生活の知恵をご紹介します。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
木綿豆腐と絹ごし豆腐はどう違う?
ざっくりした味わいの木綿豆腐と、なめらかな舌触りの絹ごし豆腐。スーパーなどで並べて売られているこれらの食感の違いは、文字通り「木綿」と「絹」とどちらの布でこしたかによるのだろうか。
木綿豆腐は、たくさん穴の空いた箱の底に木綿を敷いて、豆乳を流し込んで作る。上に重しを乗せて穴から水分を押し出し、固まるとでき上がり。木綿豆腐についている布目は、敷いた木綿の型である。
絹ごし豆腐は、穴の空いていない箱に最初から濃いめの豆乳を入れて、そのまま固めたもの。「絹ごし」という名は、絹でこしたような食感から生まれたもので、じつは絹でこしているわけではないし、製造過程で一度も絹は使われていないのだ。
栄養価については、木綿豆腐は豆乳が凝縮されるためタンパク質が多く、絹ごしは水溶性のビタミンが多いといわれるが、大きな違いはない。
監修=多湖輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』
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