「これがトウモロコシの皮!?」まさかの大変身に「お見事」「懐かしい」の声続出

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トウモロコシの皮から作ったものは…(⇒次へ)

夏に旬を迎えるトウモロコシ。
普段なら捨ててしまうトウモロコシの「皮」を使って作られた、昔ながらの人形がSNSで話題になっています。

繊細な手仕事で作られた作品を見て、「懐かしい」「子どもの頃を思い出した」といった声が続出。
いったい、どんなものなのでしょうか。

【写真を見る】「どうやって作るの!?」捨ててしまうトウモロコシの皮が大変身!

トウモロコシの皮が「姉様人形」に!

今回注目を集めたのは、Xユーザーのinori(@kusabanaasobi)さんが作った「姉様人形」。

トウモロコシの「姉様人形」▶細部までこだわった手仕事です(⇒次へ)


投稿には、
「昨日買ったトウモロコシの皮がとても状態が良かったので、久しぶりに姉様人形を作りました。
皮2枚で頭部と髪を作りますが、作り方がシンプルで日本髪の再現度も高いです。
今まで色々な方法で作ってきましたが、これが完成形だと思います。
何より『髪結い』になった気分で作れるのが楽しかったです。

動画は作り方を考えながら撮ったので、もたもたしていますが、案外よくできたので載せました。

トウモロコシを買って、早くもう一体作りたいです」

というコメントが添えられています。

一見すると、トウモロコシの皮から作られたとは思えないほど、本格的な仕上がり。
着物姿はもちろん、日本髪まで見事に再現されています。

投稿には、「クオリティが高い!」「母が作ってくれたのを思い出した」といった声が寄せられ、1.7万いいねを集めました。

見事な作品ですね▶日本髪の再現度も高いです(⇒次へ)


「姉様人形」は、和紙や千代紙などを使って女性の立ち姿を表現した、日本古来の伝統的な紙人形。着物や帯だけでなく、日本髪の結い方まで細やかに表現されているのが特徴です。

inoriさんによると制作時間は、頭部分は15分、着物も15分ほどとのこと。
短時間で作れるとは思えないほどの繊細な仕上がりです。

投稿では、作り方について動画でも紹介しています。
その見事な手さばきに、「見入ってしまった」というコメントも寄せられました。

トウモロコシの姉様人形は、昔から作られていたものだそうです▶姉様人形の作り方(⇒次へ)


昔から作られていた姉様人形

inoriさんに、今回の投稿への印象的なコメントについてたずねると、
「トウモロコシの皮の姉様人形は昔から作られていました。
私も母から簡単なつくり方を教わりました。
なので、『昔、祖母が作ってくれました。久しぶりに懐かしく思い出しました』というコメントが嬉しかった」
と話します。

また、今回のポストの反響については、
「珍しく息子(大学生)が気に入り、『留学生の友だちに、日本のお土産にプレゼントしたいので、作り方を教えて欲しい』と言われ、一緒に作りました」
というエピソードを教えてくださいました。

着物姿も美しいですね▶こんな作品もあります(⇒次へ)


鮮やかな手さばきを見せる日本髪の結い方については、
「何年も前からたまに新しい作り方に挑戦していて、今回の作り方はバージョン3になります。
今回は日本髪の結い方をネットで調べて仕組みを理解したのが役立ちました」
とのこと。

丁寧に結っていき、少しずつ形が整い、仕上がっていく様子を見ているだけでも、思わず引き込まれてしまいます。

形を整えて▶髪と頭を合体(⇒次へ)

人形っぽいお顔になってきました▶髪を結っていきます(⇒次へ)

細やかな手仕事です▶着物を着せていき、完成です(⇒次へ)


inoriさんのXでは、トウモロコシの皮で作った「花嫁人形」も紹介されていました。
花嫁人形も、思わず見とれてしまうほどの美しい作品です。

トウモロコシの皮という自然の物で作るため、素材の状態に合わせて臨機応変に作っているそうです。
仕上がりも一つひとつ異なり、そんな個性も魅力になっています。

花嫁人形も美しい仕上がりですね▶仕上がりは毎回少しずつ異なります(⇒次へ)


草花遊びに興味を持ったきっかけ

様々な植物を扱っているinoriさん。『New草花あそび研究所』所長として、草花あそびについて発信しています。

投稿には、「ラムズイヤーで作った動物」「フランネルソウの猫」「ツバキ花で作った阿波踊りを踊る人」など、バリエーション豊かな作品が掲載されていました。

こちらもラムズイヤーで作っています▶フランネルソウの猫(⇒次へ)

躍動感があり、個性が際立っていますね▶フランネルソウよりもふわふわなのは…(⇒次へ)


お気に入りの植物について尋ねると、
「それぞれの植物にそれぞれの魅力があり、どれも大好きです。
反対に、最初は魅力的に感じられなかった植物でも、遊んでみるととても好きになったり、ある時突然役立って見直したり、どんどんお気に入りが増えていきます」
と話します。

帯にしている葉も、同じツバキのものだそうです▶(次画像から室内でも始めやすく楽しめる小さな緑の世界、苔テラリウムのコミックエッセイ『ズボラでもできた 小さな緑で心が潤うお部屋づくり 苔テラリウムはじめました』が読めます)


inoriさんが草花遊びに興味を持ったきっかけは、庭に咲いていたナガミヒナゲシで遊んでみたこと。
ヤジロベエになったり、ハンコになったり、ブレスレットになったり、織り物ごっこができたりと、様々な遊び方ができることに驚いたのだそう。

『もしかして、ほかの植物でも遊べるのでは?』と思い、身近な植物を使った新しい草花あそびを考え始めました」

と振り返ります。

トウモロコシの皮から生まれた姉様人形をはじめ、身近な植物を使ったさまざまな草花あそび。
そのアイデアと、植物の魅力を引き出すinoriさんの発想には、感心させられるばかりです。

皮は半日ほど置いておくと、薄くなって作りやすいそうです▶立ち姿が美しい姉様人形(⇒次へ)


新しい発見や驚きに出会える、inori(@kusabanaasobi)さんの投稿は、身近な植物の意外な魅力を知るきっかけにもなりそうです。inoriさんは『新しい草花あそび』(山と渓谷社)や、『散歩が楽しくなる身近な植物図鑑』(マイルスタッフ)などの書籍も出されているのだそう。こちらも植物の楽しい発見がありそうです!
ぜひ、チェックしてみてくださいね!

文=早川みどり

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