【クイズ】「ポテトチップス」はどうやって誕生した? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(6)

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「ポテトチップス」はどうやって誕生した?


「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!

子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第6回目をお送りします。

◇ ◇ ◇

腹いせから偶然生まれた 「ポテトチップス」


スナック菓子として人気のポテトチップスは、もともとはレストランで出されるれっきとした料理で、しかも料理長の腹いせから偶然生まれたものだったといわれている。

1853年のある日、アメリカ・ニューヨーク州のリゾート地サラトガのレストランで、一人の客が、「ここのフライドポテトは厚すぎて自分の好みには合わない」と言い出した。「それならば」と料理長のジョージ・クラムは、ジャガイモを薄く切って揚げたが、その客は、まだ気に入らないという。

怒ったクラムは、ジャガイモを紙のように薄く切り、フォークで刺せないほどパリパリになるまで揚げた。ところが、これが予想外のおいしさだった。文句をつけてきた客が、うまいうまいと平らげると、ほかの客たちも我先にと競うように注文した。

極薄のフライドポテトは瞬く間に評判となり、「サラトガ・チップス」と名付けられて市販されるようになる。発案者のクラム料理長は、独立してポテトチップスを呼び物にしたレストランを開いたそうだ。

監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)

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監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。

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