デッドスペース大好き! 隙間がない収納はNG、「収納は8割以下」がセオリー。 大人のラク家事(21)【連載】 画像(2/4)

収納用品を山ほど買い込み、家中をきれいに片づけても、家事がラクになった実感はあまり……そんな経験ありませんか。 整理整頓には「ものを減らす」に加えて、「手間を減らす」工夫をすることが大切。「家事が嫌い」、「家事が苦手」という人でもOKの片づけ&整理整頓の工夫を身につけ、「ラク家事」でゆとりある暮らしを実現しましょう!

※この記事は『大人のラク家事』(Rin/KADOKAWA)からの抜粋です。


デッドスペース、大好き

以前の我が家の納戸は、隙間がないほどものがパンパンに詰まっていました。パズルをはめ込むように収納ケースをはめ込み、収納上手!と自己満足をしていました。でもそれで使いやすかったかというと、答えはノーです。


まず、隙間のない収納では、頂きものなど予定外のものが増えたときに困ります。我が家では、収納できないものは廊下に積み重ねていました。しかも、出し入れしづらく、必要なものが探しにくく、掃除もしづらいと、いいことはありませんでした。でも、ものを大量収納する納戸はそんなもの、と思っていました。

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我が家の納戸。右側半分に防災グッズ、保存用の水やDIY の工具類、趣味のバレーボールのものが。赤丸部分がデッドスペースです。


隙間のないきれいな収納はNG。収納は8割以下が使いやすい

そんな考え方がガラリと変わったのは、整理収納アドバイザーの勉強をしてからです。「収納は、スペースの8割程度がベスト」なのです。2割もデッドスペースがあると「もったいない」「有効活用したい」と考えがちですが、とんでもない。使わないものを捨てて、8割どころか5割収納を実践している今は、デッドスペースがない収納は考えられません。

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収納ケースからものを出して仮置き。これができるから便利。収納ケースを別室に持ち出すと、戻すのが面倒で散らかる原因に。


突然ものが増えても対応できますし、収納ケースから必要なものを取り出すときも、デッドスペースに仮置きができるので、とても便利。以前より風通しもよくなり、掃除もずっとラクになりました。取り出しにくいクローゼットや吊り戸棚の最上段は、無理に使わず、空いたままに。洗面所の下やトイレ上の収納棚も、がら空きのままです。

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洗面台の下の棚の中。奥行きがありすぎて使いにくいので、ウエスとアイロンを入れているくらいで、あえて使わずガラガラのままに。


シンプルな暮らしをすることでできた収納の余白は、自分の心の余裕のような気がします。デッドスペース、大好きです。


著=Rin 撮影=原田 崇、原田圭介