これだけは覚えておきたいレンジ調理のコツ! リュウジさんの究極レンジ飯(1)【連載】

#食   


【7.容器に入れる順番を工夫しておいしさアップ!】

耐熱容器に切った食材や調味料を入れるとき、順番は基本的に決まっていません。特に指定がなければ、入れやすい順番でOKですが、いくつかポイントを押さえておくと、よりおいしく仕上がります。電子レンジは表面から熱があたるので、火が通りにくい食材は上にのせるとよいでしょう。

●野菜の上に肉をのせる:火が通りにくい厚みのある肉は一番上に。野菜を下に入れると、肉のうまみが野菜にしみ込みます。

野菜の上に肉をのせる


●薄切り肉は1枚ずつ広げる:豚バラや豚こまなどの薄切り肉は、重なっている部分が生焼けになることもあるため、しっかり広げて入れます。

容器や加熱時間について、ラップのかけ方など、電子レンジを使いこなすためのポイントを教わりました


●バターは食材の上にのせる:バターを入れるときは、一番最後にのせます。溶けて下の素材にしみ込み、全体に行き渡ります。

バターは 食材の上にのせる


●みそは食材にもみ込む:みそを耐熱容器に直接入れるとダマになりやすいため、あらかじめ食材にもみ込んでおきます。

みそは食材にもみ込む


【8.メニューによっては、2回に分けて加熱する】

一度に加熱するものがほとんどだけど、中には2~3回に加熱を分ける場合も。火が通りにくい根菜は先に加熱して他の素材をあとで加える、すぐに火が通る野菜は完成の手前で加えてさっと加熱する、粘度が高いトマト系のパスタは途中で混ぜて味をなじませてから再度加熱するなど、素材の特徴によって加熱の仕方を工夫しています。

●例1「豚バラ大根」の場合:かたい大根を先に加熱して火を通してから、豚肉を加えます。

出典:容器に入れてチンするだけ! ほぼ1ステップで作れるレンジ飯


●例2「ニラの塩炒めず」の場合:ひき肉を先に加熱し、すぐに火が通るニラは完成直前に加えます。

出典:容器に入れてチンするだけ! ほぼ1ステップで作れるレンジ飯


【9.加熱後は、よく混ぜて味をなじませる】

調味料は加熱中に食材にしみ込みますが、調味料がうまく行き渡らず、味ムラができてしまうことも。加熱後に全体をよく混ぜ、味をなじませてから、盛りつけましょう。

次ページ:▶レンジ飯をおいしくする 調味料(4/4)

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