出産間近!臨月幸せお腹の横澤夏子さんが気になるのは『産後の男女のミゾとすれ違い』!?【ラヴィー・ヒトミ対談】

#くらし   

「音楽の先生」のネタで一躍ブレイクし、モデルや買い物中の女性など「ちょっとイラっとくる女」を演じさせたら右に出る者はいないと言われるピン芸人、横澤夏子さん。巧みな声色や仕草で視聴者の笑いを誘い、人気を集めています。

100回以上の婚活パーティーに参加し、2017年7月、ついに結婚。2020年2月に第1子の出産を控えた幸せいっぱいの横澤さんに、モデル・インタビュアー・通訳・占い師としても活躍するラヴィー・ヒトミが、出産や育児、結婚生活への不安を聞いてみると…。臨月期の貴重な写真&インタビューをどうぞ!

横澤夏子さんとラヴィー・ヒトミさん。臨月のインタビューとなりました


横澤さんは出産を通して本当の愛を学んでゆく人なんです


ラヴィー「2月の出産予定日までもうすぐですね。今はどんなお気持ちですか?」

横澤「とにかく今は不安しかないです。『寝不足になって本当に大変だよ』と育児について周りから脅されているんです(笑)。出産自体もただただ恐怖です。助産師の友人からも『出産の時は人が変わる』と聞いていて」

ラヴィー「横澤さんは『計画を立てて、そのとおりに進めるのが好き』と聞きましたが、出産も子育ても自分の思いどおりにいかないですもんね」

横澤「そうなんです。ちょっとでも思いどおりにいかないとややヒステリック気味になってしまうのに、出産も子育ても絶対自分の思うように進まないですよね。自分がどうなってしまうのか心配です」

ラヴィー「でも、この世の中に子供を生んでいる人って数え切れないほどいますよね。本当につらくて怖いだけだったら、誰も生んでいなくて、それ以上の喜びや幸せがきっとあるんだと思うんです。恐怖を持っていると、もっと怖くなるので、出産の時は『早く顔見せてねー』という気持ちでいてくださいね。いつもの横澤さんのように、明るく前向きな気持ちで」

横澤「イライラしないことが大切なんですね」

ラヴィー「横澤さんは『出産を通して本当の愛、与える愛を学ぶ』という運命数を持っている方なんです。だから、出産や子育てをすることで『愛』が人生のテーマになりますよ。それと、出産予定の2月は横澤さんにとって1年のうちのベストな月なんです。きっと天真爛漫な子が生まれますよ」

横澤「そうなんですか!? なんとしても2月中に産みたいと思います!(笑)」

出産を控えて幸せいっぱい、でも不安を吐露する横澤さんに、アドバイスを贈るラヴィー・ヒトミさん


子供がさみしがるなら仕事をやめる覚悟も。でも、「芸能の仕事は天職!」と聞いて…


ラヴィー「出産後に思い描いているような生活ってありますか?」

横澤「自分のネタの復習をしているような子育てをしたいです。(笑)ママチャリの前と後ろに子どもを乗せて走ってみたい。でも今は、インスタとかで見るような、ゆとりのある『ていねいな暮らし』に憧れているんです。ゆっくりお茶を入れて、アロマを焚いて…みたいな」

ラヴィー「出産後の復帰の予定などは?」

横澤「体調や状況を見ながらですが、春頃には、と考えています」

ラヴィー「すぐじゃないですか! できれば、半年くらいは子育て中心の生活をして、8~9月くらいに復帰すると、順調にいくと思いますよ」

【画像】臨月の大きいお腹を披露「産後はインスタで見るていねいな暮らしに憧れます」


横澤「でも、将来、子供に『お母さん、仕事行かないで』と言われたら、『やめよう』と思ってしまうかも。子供がそう言う時点で『さみしいから家にいてほしい』と思っているんだろうから、そこはスパッとやめられる気もしているんです。

仕事は大好きだし、やめられないと思っている自分もいるんですが、自分がカギっ子だったので、学校から帰ってきた時に『おかえり』と言ってあげたいんですよ」

ラヴィー「仕事量をセーブしたりして、続けられるといいと思います。なぜなら、芸能界の仕事は横澤さんにとって天職ですから! 

横澤さんには、学ぶ神様、記憶の神様、美の神様の3つの神様がついているんですね。木、火、土、金、水の5つのグループのうち、火のグループの方で、感受性も芸術性も豊か。だから、踊るのも歌うのも、お芝居も完ぺきで、表現するべき人なんです。

人気を取れる星も持っていて、芸能界が両手を広げて『待ってました!』という方なんですよ」

横澤「ほんとですか!? うれしいです! 時短勤務とか事務所と相談しようかな(笑)」

ラヴィー「子供としっかりスキンシップをとって、たくさん会話をして、『お母さんはこんなに仕事が楽しいのよ』ということが伝われば、お子さんもわかってくれるんじゃないでしょうか。お母さんが楽しそうにしていて、多くの人に愛されているのを見れば、きっと大丈夫だと思います」

にぎやかな横澤家が結婚・家庭への憧れの原点。地元の友人とも同じ話をしたくて。でも、結婚は意外とふつうの“生活”だった!?


ラヴィー「2017年に結婚されましたが、ご主人とは婚活パーティーで出会ったんですよね」

横澤「夫は私のことを『ナナメ澤さん』と呼んできた人で、『ちょうどよく面白くない人!』と思って好意を持ちました(笑)。彼は初めて参加した婚活パーティーだったんですよ!」

ラヴィー「ご主人は横澤さんのことを知らなかったんですか?」

横澤「そうなんです。婚活パーティーの後、友人に言われてYouTubeとかを見たらしいです。先入観がなかったのがよかったのかもしれないですね。

あと、後からわかったんですが、彼の家がうちから徒歩10分の場所で。私、『2km圏内の男』が条件だったんです。家が近いと仕事の後にご飯を食べたりするのもラクなので」

ラヴィー「それは横澤さん、運が強い! 21歳から婚活を始めたそうですが、そもそも、どうしてそんなに結婚したかったんですか?」

横澤「横澤家がすごく楽しかったので、自分も家族がほしいな、という夢があったんです。いつかは当たり前にできると思っていたんですが、案外自分が動かないと、家族ってできないんだなと気付いて動き始めました(笑)。

あとは、地元の同級生と合う話をしたくて。芸能界の話とかではなく、家族とか育児の話を。地元の新潟だと、市役所に勤めていたり、墓守りをしているのが理想の娘さんなので、芸人をやっているっていうだけで「ちゃんと地に足をつけて働いたほうがいいよ」と言われるんですよね。

大都会で夢を追っている世界にいたつもりなんですが、みんなが地に足をつけている地元は、やっぱり育ってきた世界だったので、そこでの関係性は捨てられなかったです」

ベビーシッターの資格も持つ横澤さん。約5年前に発起人となり、2019年8月に大宮ラクーンよしもと劇場に、公演時に子どもを預けられる簡易託児所が開設された


ラヴィー「憧れていた結婚生活、実際にしてみていかがですか?」

横澤「いざ結婚してみたら、意外と普通でした(笑)。朝からトントンと料理をして旦那様を起こして…みたいなのが理想像だったけど、結局、ぎりぎりまで寝ていたり。

結婚ってすごくキラキラしたものだと思っていましたが、事務的にやらなきゃいけないことも多いし、案外素朴というか、『生活』であり『日常』でしたね。

結婚前は、友人から『結婚しました!』という知らせが来るたびに、『わー、いいなぁ、負けた』とか『私もそういう切り札を出したいなぁ』と思っていましたが、「私、結婚しているんです!」と自慢できるような、特別なカードではないのかなと今は思っています。

もちろん、持っていて楽しいカードではありますが、相手の知らなかった部分を知って、それから、自分の知らない部分にも気づいて、受け入れていく作業なんだな、と感じています」

出産の前後で、夫との関係性がどう変わるのかが心配で…


横澤「あのう、ひとつ心配なことがあって。出産の前後で、夫との関係性って変わるんでしょうか? 母親になると、夫との関係性が崩れたという話を芸人仲間によく聞くんですけど…」

ラヴィー「やっぱり恋人同士のようにいたいですか?」

横澤「そうもいたいし、家族としての安心感もほしいです。夫は出産もしないし、特に変わらないじゃないですか。私自身が変わってしまうのかなと心配で」

産休で仕事も転換期を迎えるという横澤さん。2022年から運気はさらに上昇するそう!


ラヴィー「ご主人は第一印象から横澤さんのことをいいと思っていて、今も大きな愛情を持っていらっしゃいます。でも、我慢していることもありますね。これが続くと爆発しますよ」

横澤「爆発!? それヤバいじゃないですか!」

ラヴィー「例えば、食事や遊びに行く場所など、自分1人で決めないで、ご主人のリクエストを聞いてあげるといいですよ。育児中は全てが子供にいきがちですが、ご主人との関係も大切にしてください。夫婦2人で決めていくのが、お2人の大切なポイントですね」

横澤「家の食事などはほとんど私が決めていました…」

ラヴィー「『あれやれ』『これだめ』と言い過ぎるのも禁物です。家をこうしたい、子供にこうしたいと欲もどんどん出てくると思いますが、『私はじゅうぶん持っている』と、今あるものに感謝することが大事。

横澤さんは普通になれない特別な人で、周りによい影響を与えられる方です。『人と同じでなくていい』『考え方をポジティブに』、そして『できないと思わない』。この3つに気をつければ、きっともっと幸せになれますよ!」 

「結婚、妊娠を経験してそれまで想像できなかった世界に出会えた。自分でも今後が楽しみ」と横澤さん


横澤「なるほど…!もっと相手のリクエストを聞いてあげたいと思います。出産も頑張ります!」

ラヴィー・ヒトミよりーーーー

産休中にも関わらず、「レタスクラブなら」とインタビューを受けてくださった横澤さん。

仕事でも結婚でも、自分の夢に向かってきちんと計画を立て、明るく前向きに進む姿に元気をもらい、時折ネタを彷彿とさせる口調も飛び出したりして、とても楽しい時間でした。

「子供は礼儀がしっかりあって、愛嬌のある子に育てたい」と話していましたが、横澤さんの子ならきっとそんなお子さんになると思います。

現在は、チャイルドマインダー資格の勉強や海外ドラマ観賞など、今まで時間がなくてできなかったことをリストアップして1つずつやっているとのことで、好奇心旺盛で、きちんとこなしていくまじめな一面も!

結婚、妊娠を経験してこれまで会うことがなかった人に会う機会が増え、ネタ作りの視点も変わってきているそうなので、ママになってパワーアップした姿を拝見するのが楽しみです。

インタビュアー=ラヴィー・ヒトミ

編集協力=岡田知子(BLOOM)/写真=島本絵梨佳

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Information

ラヴィー・ヒトミ対談一覧

横澤夏子(よこさわ なつこ)
新潟県糸魚川市出身。NSC東京校15期生。1人コントを武器に、細かすぎる人間観察をベースにした絶妙なネタで「R-1ぐらんぷり2016」決勝進出、「THE W 2018」準優勝。趣味は、朝ドラを見ること、料理、大衆演劇を観ること、ピアノなど。特技は卓球で、県大会の優勝経験も。婚活パーティーに100回以上通った自身初の婚活エッセイ『追い込み婚のすべて』(光文社)もヒット中。
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ラヴィー・ヒトミ(HITOMI)
幼少期からモデルを始め、14歳の時に小学館『プチセブン』の専属モデルでデビュー。19歳で単身カナダへ留学し、トロントの高校、短大、大学に通う。その後、トロントでモデル復帰。約10年滞在後、帰国。現在は、モデル・通訳のほか、ラヴィー・ヒトミの名で占い師としても活躍中。相談者と同じ目線で苦しい気持ちを理解しながらアドバイスし、各業界から定評がある。
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