衣の達人に学ぶ!「着回し」のコツ
「服がたくさんあるからといって、必ずしもおしゃれとは限りません」と、指摘するのはクローゼットオーガナイザーとして活躍中の鈴木尚子さん。例えば冷蔵庫の中に、ふだんあまり食べないキャビアやフォアグラがあっても、料理のしかたがよく分からないのと一緒で、自分にとって“今”使いたい、キャベツや豚肉のようなアイテムが、取り出しやすくクローゼットに収まっていることが大事。さらに、ファッションにおいて調味料といえる小物を効かせることで、コーディネイトに広がりを出せば、服選びは迷わない、と鈴木さんはいう。
「そもそも、おしゃれって何?と考えると、“自信を持って、気分よく一日を過ごすためにすること”。ですから、服を選ぶ前に、自分は人にどう見られたいのかを最初に考えておくと、そのあとがラクだと思います」。そこでまず、着回しのコツからチェックしてみよう。
【1. 3パターンの着こなしがすぐ思いつくものを買う】服を買う前に、“この服を買って、手持ちの服や小物と合わせたら、どんなふうにコーディネイトができるか?”と3 パターンの着こなしをイメージしてみて。「3つのコーディネイトが、すぐにイメージできるようなら、そのアイテムを着られる機会はきっと多いはずです」。
【2. 似合うアイテムNGアイテムを写メで客観視する】いくらアイテム自体がステキでも、自分に似合うかどうかの判断は、難しいもの。「そのアイテムを身に着け、着た姿を写真に撮るのがおすすめです。フレームに収まっている自分を客観視すると、似合う・似合わないがよく分かりますよ」。
【3. トップスに対してボトムスを何通りにも組み合わせられるようにする】服のマンネリ化を防ぎたいときは、トップスの組み合わせを先につくり、テイストの違うボトムスを合わせてみて。「上下一緒に着がちなスーツもセットで着るだけでなく、デニムや白スカートなどのボトムスとも組み合わせれば、着こなしがかけ算式に広がります」。
【4. セット化した小物があれば服が同じでも印象チェンジ】服に合わせる小物選びが苦手な人は、小物をセット化するといい、と鈴木さん。「グレー系のカジュアルセット、茶系の上品セットなど、あらかじめセット化しておいた小物と、シンプルな服を合わせるだけで、着こなしの幅がグンと広がります」。バッグも黒系と茶系に分けてBOXに収納すると◎。
【5. 疑問の残る服は潔く処分する】着ていても気分が上がらない、自信を持って着られない、飽きた、旬じゃない……そんな服は定期的に潔く処分するそう。「気温や気候の変化に応じて、年に4 回程度、クローゼットの見直しをしています」。
【6. シーズン直前に服を見直して計画を立てる】次はどんな服を着ようか、シーズン直前に洋服計画を立てるという鈴木さん。「ノートに、雑誌で見つけた気になるファッションの切り抜きを貼ったり、買い足したいアイテムをメモしたりすると、今の自分の好みが見えてきます」。
これで、パンパンのクローゼットの中から“自信を持って過ごせる服”がセレクトできるはずだ。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
クローゼットオーガナイザー。パーソナルスタイリングサービスが大人気。13歳長男、 9歳長女の母。著書に『シンプルベーシックな My Styleのつくり方』『 100%Real Kitchen』(ともに小社刊)ほか。
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