蚊はハーブと風が苦手!? 蚊が増殖する原因と寄せつけない環境の作り方

#くらし   
蚊を寄せつけないポイント


暖かくなったころから徐々に増え始めるのが、身近な害虫である蚊。蚊はデング熱やジカウイルスなど感染症を広げる恐れもあるので、かゆくなるだけと甘く見ないでしっかり対策していきましょう。

蚊に狙われるのはどんな人?


7月5日放送の「モーニングショー」(テレビ朝日系)では、夏に発生する蚊の対処方法について特集。蚊の生態や発生しやすい環境などを踏まえ、蚊を寄せつけないための効果的な方法が取り上げられました。

蚊の幼体であるボウフラは水中に生息するため、水場の多い環境やたまり水に要注意。産卵してから羽化するまで10日前後と短いため、雨が降った後はバケツや植木鉢に水が溜まっていないか気をつけましょう。水深2ミリメートルの水たまりでも孵化が可能なので、ほんのわずかな水でも放置すると蚊が大量発生してしまうかも。

蚊に狙われやすいのは、体温が高い人や汗をかいている人。特にじんわり汗をかいている人が要注意です。飲酒した後は吐き出す二酸化炭素が通常時より増えるのですが、これも蚊に狙われる原因。さらに、物を白黒でしか見られない蚊にとっては黒い服も恰好の標的になるよう。

蚊を寄せつけない環境を作るためには、ハーブの香りが有効。特にレモングラスのニオイが効果的で、香りだけで蚊の神経にダメージを与えられます。小さな羽は風に弱いので、寝る時は扇風機で体に風をあてるだけでも充分。もしも蚊に遭遇したら、蚊の近くを叩きまくると蚊が危機感を覚えて刺される可能性が減りますよ。

簡単な方法に視聴者からは、「良い香りで蚊が寄ってこないなんて最高」「早速アロマオイル買ってこようかな」「神経にダメージって強すぎる! この夏はハーブの香りを身に纏っておこう」と好評の声が上がっています。

足を除菌して蚊よけ対策!


【写真】蚊が寄ってくる原因は足にあった!?


以前放送された「ガッテン!」(NHK)では、ある高校生が発見した蚊に刺されやすい人の特徴に注目。当時16歳だった田上大喜さんは、頻繁に刺されてしまう妹を助けるためにさまざまな実験を行いました。

実験の結果、蚊がより多く集まってきたのは靴下。さらに調べていくと、蚊に刺されやすい人は足の常駐菌が非常に多いことが分かったのです。試しに足をアルコールで除菌したところ、刺される回数が大幅に減少。常駐菌の数は人によって違いますが、せっけんで足指の間を洗うだけでも効果的です。

夏に増殖するイメージが強い蚊ですが、気温が35度以上になると人と同じようにバテてしまうとか。ひどく暑い日は、気温の下がる朝や夕方に気をつけましょう。蚊を寄せつけない工夫を取り入れて、快適に夏を乗り越えたいですね。

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