一年分の服を一カ所に収納。衣替えを卒業すれば家事がラクに! 大人のラク家事(7)【連載】

#くらし   


収納用品を山ほど買い込み、家中をきれいに片づけても、家事がラクになった実感はあまり……そんな経験ありませんか。 整理整頓には「ものを減らす」に加えて、「手間を減らす」工夫をすることが大切。「家事が嫌い」、「家事が苦手」という人でもOKの片づけ&整理整頓の工夫を身につけ、「ラク家事」でゆとりある暮らしを実現しましょう!

※この記事は『大人のラク家事』(Rin/KADOKAWA)からの抜粋です。

一年分の服を一カ所にしまう


若いころからカジュアルな服が好きでした。身長が171センチあるのでメンズライクな服が多く、普段はパンツスタイルです。好みも変わらないので、昔の服もずっと着られるだろうと思っていました。

ところが40代に入ったころから、体のラインがわかるシャツやTシャツが似合わなくなってきました。体形が変わってきたからです。かといって、体形をカバーするゆったりしたTシャツを着ると、パジャマのように見えてしまう。若さで着こなせた20代、30代とは、明らかに似合うものが違ってくるのが40代です。

この際、過去の似合わない服(着ない服)は捨て、クローゼットをお気に入りの服だけにリセットしよう。そう決意して整理を始めると、数日で服が半分に減りました。驚きです。

結果、着ない服を収納していた収納ボックスも大量に処分。新たに購入したのがIKEAのズボンハンガーです。これでクローゼットがスッキリ。各段に使いやすくなりました。

服が減って管理しやすくなると、シーズンごとの見直しも楽しくなり、現在では以前の3分の1にまで服が減りました。10点ほどあったバッグは、冠婚葬祭用も含めて5点に厳選。クローゼットの最上段にしまっていたストール類も厳選してクローゼットに吊るし、いつも目に入るようにしました。

クローゼットは、開けたときに1年分の服や小物がひと目でわかる状態が理想です。同じような服を買う失敗もなくなり、プラスしたい服のイメージがわきやすいからです。今、私の1年分の服はベーシックを中心に40着ほど。シーズンごとに、おしゃれのスパイスになる服をプラスしていくのが、新しい楽しみです。


【私の服、1年分】


長袖シャツ    5 枚

半袖シャツ    2 枚

長袖カットソー  1枚

半袖T シャツ   2 枚

七分袖シャツ   1枚

スーツ      1着

セーター     2 枚

カーディガン   1枚

ロングカーディガン1枚

ジャケット 長袖  2 枚

ジャケット 七分袖 1枚

パーカー     1枚

チュニック    2 枚

パンツ      8 本

トレンチコート  1枚

ショートコート  1枚

ダウンコート   1枚

ダウンベスト   1枚

インナー用ダウン 1枚

(バレーボール時に使用)

冠婚葬祭用スーツ 1着

ストール類    6 本

◎新しく購入した服

トップス2枚と

ワイドパンツ1本

合計  45 点

*下着、靴下、パジャマは除く


防虫用に使っているのは、「無印良品 レッドシダーブロック・紙やすり付20本入」。

100円ショップで購入したフックを差し込んで使用。シダーの香りが弱くなったら、紙やすりで削ると香りが戻る優れもの。

著=Rin 撮影=原田 崇、原田圭介

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Information

『大人のラク家事』


大人のラク家事


人気ブロガーRinさんが実践してきた、大人のためのラク家事のノウハウを一挙公開!発売後たちまち重版となった注目の一冊です。「ものを減らす」と同時に「手間を減らす」工夫で、ゆとりある暮らしを手に入れましょう。

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著者:Rin
ブログ「Rinのシンプルライフ」主宰。整理収納アドバイザー1級。居宅介護支援専門員。片づけ・DIY・北欧インテリアが大好きで、シンプルライフを心がけている。最終目標である「軽やかで自由な老後」を迎えるために、快適な生活に役立つ整理収納法を探っている。

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