試験会場には一番のりして「空気を作る側」になろう! 普通の主婦が東大大学院に合格した勉強法(10)
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試験会場に一番乗りして「空気を作る側」になるべし
試験会場にいざ入ると、必死に参考書を読んでいる人がいたり、いかにも余裕です、といった感じにリラックスしている人がいたり、明らかに自分より賢そうな人がいたり──色んなものが目に入って、さらに緊張してしまった、なんて経験ありませんか?
心当たりのある方は、試験当日は開場時間と同時に入室し、さっさと席に着きましょう。「早く入って他の受験生を目の当たりにすることで、かえって緊張してしまうのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、ギリギリに入っても早く入っても緊張することには変わりありません。でも、一番乗りで入室することで、他の受験生よりもアドバンテージを得られることが一つあります。
それは、自分が空気を作る側になれるということです。
のんびり会場に入ると、そこには既に「会場の空気感」ができ上がってしまっていますよね。その空気感にのまれてしまうと、緊張で弱気になり、頭が真っ白になってしまうことがあります。だからこそ、他の受験生たちが作り上げた空気に合わせにいく側ではなく、自分が空気を作る側になろうというわけです。他の受験生たちが勉強をしているところを目にする前に、試験直前にやるべき復習を始めて、さっさと「集中モード」に入ってしまえばいいのです。
一度「集中モード」に入ると、ちょっとやそっとのことで集中が途切れなくなりますよね。つらい肩こりや精神的につらいことも何かに集中出来ているときは忘れられた、という方もいるのではないでしょうか。会場でそのモードに入ることができればこっちのものです。
あとから会場に入ってきた受験生からすると、集中しているあなたや他の受験生を見て試験本番の空気を感じ、緊張し始めるのです。
入室締め切り時間ギリギリに来てしまうと、緊張しながら準備もしなくちゃいけないので「集中モード」に入る時間なんてほとんどありません。この集中モードこそが、会場の空気感を作っていくのです。
緊張しやすい方は、会場の空気感を作っていく側になって、他の受験生たちより精神的に一歩リードしましょう。
試験会場には早く着いて「空気を作る側」になろう
試験開始ギリギリに会場に入るとすでに教室の空気感ができあがってしまい、ピリピリした雰囲気に緊張してしまう可能性が高い。
一方で、会場に早く着いて「集中モード」に入ってしまえば周りのことは気にならなくなる。
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