冬の汗には、夏の汗の約2倍のミネラルが含まれている⁉冬の体調管理のポイントは水分&ミネラル補給
とある冬の公園。主婦のマキとカナは思いっきり遊ぶ子どもたちを見守っています。
マキ:冬も代謝のいい子どもはたくさん汗かくよね。
カナ:汗だけじゃなく、冬は乾燥してるから、呼吸や皮膚から失われる水分量も増えるんだって。
マキ:そうなんだ!確かに私の肌もカサついてる…。汗をかいてなくても、体から水分は失われてるってことか。
カナ:おまけに、冬の汗には夏の汗の約2倍のミネラルが含まれてるみたいよ。
マキ:え!そうなの!ミネラルって5大栄養素のうちの1つだよね。水分だけじゃなくミネラルも補わなくちゃいけないのか…。
◇ ◇ ◇
「冬に水分&ミネラル不足に陥るのはなぜ?」「どうしたら防げるの?」マキさんの疑問を解決すべく、「コドモノいっぽクリニック」院長の丸山友紀先生に聞きました。
監修=丸山友紀先生
小児科医。「コドモノいっぽクリニック」院長。小児診療はもちろん、栄養指導など子育てサポートも行う。4歳と1歳の2児の母でもある。
冬の水分&ミネラル不足はなぜ起こる?
意識的に水分をとることの多い夏に比べ、気温の低い冬はのどの渇きを感じにくく、水分補給を怠りがち。加えて最近のマスク生活により、さらに渇きを感じにくくなっています。
「マスクをしていると、マスク内の湿度は高いため、水分を失っているという自覚がありません。でも実は、マスクをつけている息苦しさから、鼻呼吸ではなく口呼吸になっていることが多く、浅く早い呼吸により失われる水分量は増加しています。また、空気が乾燥している冬は、皮膚や粘膜、呼気から水分が蒸発する『不感蒸泄』(ふかんじょうせつ)も増加。その結果、気づかぬうちに体内の水分が失われてしまうのです」
さらに、運動、入浴、暖房の効いた部屋など、冬でも意外と汗をかくシーンは多く、睡眠中も体温を下げるために汗をかいています。
「特に子どもはもともと平熱が高いうえ、運動量が多かったり、周囲の大人が心配して厚着させたりなど、汗をかきやすい環境にあります。のどの渇きも空腹も忘れ、集中して何時間も遊び続けることも多いため、水分やミネラル不足に陥りやすくなります」
冬の汗には夏の汗の約2倍のミネラルが含まれている!
ベトベトした冬の汗。夏と冬とでは汗の質も異なります。
「汗腺機能が低下している冬の汗にはミネラルが多く含まれ、その量は夏の汗の約2倍ともいわれています。体の小さい子どもでも、汗腺の数は大人と同じだけあるため、失われるミネラル量も多くなります。ミネラルは健康維持に欠かせない5大栄養素のひとつ。体の細胞の水分バランスをとったり、筋肉や神経の働きを助けたり、健康な歯や骨、血液、肌などを作るのにも不可欠です。体内では作ることができないため、食事や飲み物から意識的に摂ることが必要です」
水分と共にミネラルも失われやすい冬。気づかぬうちに体内の水不足を引き起こす危険性もあるのだそう。
「水分とミネラルを手軽に補給できる飲料などで、体の水分量を保つようにしましょう」
体調や生活シーンに合わせた飲料の選び方
では、具体的にどんな飲料で補給するといいのでしょう?
「日常生活では、糖分が含まれず手軽に水分とミネラルが補給できる『健康ミネラルむぎ茶』がおすすめ。風邪をひいた時の手軽な栄養補給にはスポーツドリンク、脱水時や発熱・下痢・おう吐を伴う体調不良時には、医師の指示の下で経口補水液を飲みましょう」
状況に応じて飲み分けることが健康維持のためには重要。
「健康で3食の食事(赤ちゃんなら母乳やミルク)をしっかり摂れていれば、普段の生活ではそれ以上の糖分を補給する必要はありません。日常的に飲むには無糖のものが安心ですね」
こまめに飲む「点滴飲み」で効率的に水分&ミネラル補給
「水分やミネラルは一度に大量に補給しても、体がうまく吸収できずに尿として排出されてしまうため、こまめに飲むことが肝心です。目安は1時間にコップ1杯程度。点滴のように時間をかけて少しずつ補給したほうが、水分とミネラルを効率よく補給できるため、のどや鼻などの粘膜の乾燥予防にもなります」
無糖でカロリーゼロ、カフェインゼロの『健康ミネラルむぎ茶』なら、毎日こまめに飲む冬の乾燥対策飲料としても最適!また、一般食品よりも食品中の放射性物質の基準値が低く設定された「乳児用規格適用食品(※)」と同等の管理をしているため、安心・安全です。
「赤ちゃんから大人までみんなで安心して飲めるのもいいですね。我が家も4歳と1歳の子どもがいるので、お出かけの際は水筒に入れて持ち歩き、こまめに飲むようにしています」
※乳児用規格適用食品とは、厚生労働省が策定した食品中の放射性物質の新基準において、乳児用規格適用食品には一般食品より低い基準値が適用されています。
おいしさの秘密は、こだわりの「やかん品質」
日常的に飲むなら「おいしさ」にもこだわりたいもの。むぎ茶はやはり、やかんで煮出したものが格別ですよね。発売以来ずっと「やかん品質」の甘く香ばしいおいしさを追求している伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」。そのおいしさへのこだわりについて、伊藤園開発部の井上雅彦さんに聞きました。
「一般的なむぎ茶は、原料の六条大麦に熱風を当てて焙煎しているものがほとんど。『健康ミネラルむぎ茶』は、甘さと香ばしさを最大限に引き出すために、原料にも製法にも徹底的にこだわっています」
『健康ミネラルむぎ茶』のおいしさへのこだわり
【こだわりその1】六条大麦に加えて二条大麦の2種を使用
香ばしさが特徴の六条大麦に、甘さが特徴の二条大麦をブレンド。甘さの元となるでんぷんを多く含む二条大麦が加わることで、さらに甘く香ばしい味わいに。
【こだわりその2】おいしさの決め手は焙煎。2つの焙煎方法を採用
大麦の甘さを引き出す「熱風焙煎」に加え、香りを引き出す「媒体焙煎」も採用。2種類の焙煎方式により、甘さと香りが十分に引き出されます。
大麦の芯まで火を通す独自の焙煎技術を駆使した自社工場。焙煎された大麦は、必ず人による「検茶」で香りや色味など細かくチェックされます。
【こだわりその3】大麦を丸ごとを高温・長時間でじっくり煮出す
昔ながらのむぎ茶のように、焙煎した大麦を丸ごとぜいたくに煮出して抽出。高温で長時間じっくりコトコト煮出すことで、雑味を抑え、大麦の甘さを余すことなく引き出す「やかん品質」を実現しています。
「季節や麦の出来によって味わいも変わってくるため、味と香りは毎日欠かさずチェックし、微妙にブレンドを変えて調整しています。また、できたてのおいしさだけでなく、飲んだときにおいしい味になることが重要なので、ペットボトルや缶、ティーバッグ、粉タイプなど、それぞれに合った原料の選定や焙煎・抽出方法を採用。どんなシーンでも変わらぬ『やかん品質』のおいしさを追求し、再現しています」
味にも品質にもこだわりぬいた「健康ミネラルむぎ茶」。安心しておいしく水分とミネラルを補給できるから、家族の健康を守るのにもうってつけ。夏だけでなく冬も毎日飲みたいドリンクです。
◇ ◇ ◇
マキ:夏にもお世話になったけど、冬もむぎ茶がいいみたいね。
カナ:子どもも大人もおいしく飲めるから普段使いの飲み物にぴったり。
マキ:子どもって、大人と同じものを飲みたがるしね。
カナ:そうそう!同じものを一緒に楽しめるってことが嬉しんだろうね。
マキ:じゃあそろそろ、むぎ茶でブレイクの時間にしようか?
あらゆるシーンで大活躍!『健康ミネラルむぎ茶』
(左)家族みんなでゴクゴク飲める大容量。健康ミネラルむぎ茶 PET 2L
(中央)お出かけのお供に手ごろなサイズのペットボトル。健康ミネラルむぎ茶 PET 650ml
(右)ECOでゴミ出しの手間も省けるラベルレス。健康ミネラルむぎ茶 PET 600ml ラベルレス
(左)自然にやさしいECOストロー使用の紙パックタイプ。健康ミネラルむぎ茶 紙パック 250ml
(中央左)水と混ぜるだけの希釈タイプ。コンパクトでストックにも便利。1本で2ℓ分。健康ミネラルむぎ茶 希釈用缶 180g
(中央右)水にもお湯にもすぐに溶ける粉末タイプ。さらさら健康ミネラルむぎ茶 40g
(右)水出しもOK!手軽においしいティーバッグタイプ。健康ミネラルむぎ茶 ティーバッグ 30袋
※健康ミネラルむぎ茶のミネラルとは、リン・マンガン・ナトリウムのことです。
取材・文=酒詰明子 イラスト=ちくまサラ
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