話しかけても目を合わさず、いつも不在がちな父親。三者面談には来てくれる?/母親に捨てられて残された子どもの話(2)
大事な進路相談の三者面談すら面と向かって頼むことができない、娘に無関心の父親。怒鳴ってばかりの祖母に怯え続ける自分の家とはまったく違う、友人親子のやりとりに驚くゆき。自分の幸せはいったい何なのか。ゆきの葛藤は続きます。
子どもは親を選べず、たとえ異質な環境であっても、自分の置かれた境遇に気づく術を持ちません。
家庭環境、とくに親の言動が子どもの発達に及ぼす影響は大きなもの。
親子の信頼関係を構築することがどれほど大事か、考えさせられます。
著=菊屋きく子/『母親に捨てられて残された子どもの話』(KADOKAWA)
この記事に共感したら
Information
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。