ビタミンを発見したのは日本人!? 新物質「オリザニン」とは?/人類なら知っておくべき地球の雑学(100)

1年より1日のほうが長い惑星があるってホント?キリンは超高血圧⁉ 天体や動植物、化学など、読めば思わず人に話したくなる様々なジャンルの理系ウンチクを『人類なら知っておきたい 地球の雑学』より、皆様に1日1本お届けします!
◇◇◇
ビタミンを発見したのは日本人!? 新物質「オリザニン」とは?
ビタミンは、エネルギー源や体をつくる成分ではないが、ほかの栄養素がうまくはたらくために欠かせない、機械の潤滑油のような役目を果たしている。また、人間が必要とするビタミンの量はとても少ないが、体の中でほとんどつくることができないため、基本的に食べ物からとらなければならない。
ビタミンは、ラテン語で「生命」を意味する「vital」、「窒素化合物」を意味する「amine」からの造語。1911年に、米ぬかからビタミンを分離することに成功した、ポーランドの生化学者カシミール・フンクによって命名された。
ビタミンの名づけ親であることからもわかるように、その最初の発見者はフンクとされている。しかし、フンクの発見からさかのぼること数カ月、すでにビタミンの存在を発見していた日本人がいるのだ。
それは東京帝国大学(現在の東京大学)教授で、理化学研究所の創設者の一人である鈴木梅太郎(うめたろう)博士だ。当時の日本では脚気(かっけ)に悩まされる人が多かったが、鈴木博士はその原因が、米を精米して白米にするときに捨てられる米ぬかにあると考え、研究を開始。1910年12月に、その中から抗脚気成分の抽出に成功すると、この新物質を米の学名であるオリザ・サティバにちなんで「オリザニン」と命名した。
じつはこれこそが、のちに脚気の画期的な治療薬として多くの患者の命を救うことになるビタミンB1だった。
鈴木博士の発見は、1911年8月にはドイツの学術速報誌に掲載されたが、日本語で発表したため注目されることはなかった。しかしその後、より影響力の強いイギリスの科学誌で、フンクの論文が大々的に発表されたことから、発見者の名誉はフンクのものになってしまったというわけだ。
著=雑学総研/「人類なら知っておきたい 地球の雑学」(KADOKAWA)
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募
「「森永サプリゼリー 睡眠改善」」
「寝る前の一口」で目覚めすっきりへ! 手軽でおいしいスティックゼリー
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
-
1位「げっ!」スッピンでの買い物中、ママ友に会ってぐったり…【“生きづまる”私たち~あきほのやっかみ】(1)
-
2位「ずっと立ってたの?」うまく言葉にできないけれど…夫の行動に謎の違和感/夫と心が通わない(1)
-
3位夜の町をひとりで走り去っていった小4娘の友だち「え?はだし!?」/娘の友だちは放置子?(1)
-
4位「同居して家賃を節約しよう」考えが甘かった? 地獄の義実家生活がスタート/わが家に地獄がやってきた(1)
-
5位結婚願望がないと言っていた元カレは先日結婚。33歳独身女子の悩み/33歳という日々2(1)
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細


