「孫の手」の由来は「孫」ではない/大人の最強雑学(21)
知って得するものから、びっくり仰天する驚きのネタまで。幅広い雑学ネタを知っておけば、人との会話に困らないかも…?
種々雑多な話題をわかりやすい形で発表し、注目を集める「雑学総研」による『大人の最強雑学1500』から、厳選したおもしろ雑学をお届けします。
※本記事は『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました
「孫の手」はもともと若く美しい女性の手
竹材などの先端を手首の形にした「孫の手」は、手が届かない背中をかくのに用いる棒だ。

そもそもこの「孫の手」とは、中国の伝説「神仙伝」に登場する仙女「麻姑(まこ)」に由来する。麻姑は、後漢の桓帝(かんてい)の時代に姑余山で仙道を修得した、若く美しい仙女。彼女の鳥のように長い爪で背中をかいてもらうと、とても気持ちがよかったという。
この逸話が日本に伝わって、背中をかく棒を「麻姑」と呼ぶようになり、いつしか言葉の語呂から、「孫の手」と呼び名が変わったそうだ。
『大人の最強雑学1500』から、もう一つ雑学をお届け!
英語の「ガイ(男)」は〝危険な男〞だった
「ナイスガイ」「タフガイ」など、男や奴を表す英語に「ガイ(guy)」がある。この言葉は、1605年にイギリスの国会議事堂を爆破しようとしたガイ・フォークスという人物にちなんでいる。国教会を優遇する国王に反発した、カトリック教徒の彼は、王の爆殺を企てたものの犯行直前に摘発され、処刑されたという。
ガイはもともと、変な男、悪い男などの意味で使われていたが、やがて、一般的に「男性」を指す言葉として広まっていった。
現在では、ガイ・フォークスを「自由の戦士」と英雄視する人もいる。彼をイメージした、不気味に笑うヒゲを生やした白い顔の仮面は、「アノニマス」をはじめとするハッカー集団のシンボルにもなっている。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』(KADOKAWA)
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