【48歳で若年性認知症】お風呂に入らず、洋服も替えず…身だしなみに無頓着になった母(3)
小学5年生という、まだまだ親に頼りたい年齢で「大好きだった母」が変わっていくことは、想像以上の苦悩と葛藤があったことでしょう。
突然襲ってきた病気に対する「なんで?どうして?」という思いは、小学生であった美齊津さんだけでなく、若年性認知症となってしまったお母さん本人も同じように抱いていたというエピソードに、心が痛みます。
原案=美齊津康弘、漫画=吉田美紀子/『48歳で認知症になった母』(KADOKAWA)
【著者プロフィール】
原案:美齊津康弘
1973年福井県出身。防衛大学卒業後、実業団のアメリカンフットボール選手として活躍し、日本一となる。幼少期ヤングケアラーとして過ごした経験をきっかけに、選手引退後は介護の道へ進む。現在はケアマネジャーとして働きながら、自ら開発したWEBシステム「えんじょるの」を使って、買い物弱者問題の解決に取り組んでいる。ヤングケアラーの応援歌CD「Resilience(レジリエンス)」を制作。
漫画:吉田美紀子
山形県出身。20代からマンガ家として主に4コマ誌で活躍。セカンドキャリアで介護の仕事を始める。著作に「40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら」(双葉社)、「消えていく家族の顔」(竹書房)があり、SNSでも発信をしている。
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