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まったく先が見えない状態。子どもの辛い気持ちはわかったけれど、誰に相談する? 学校に行かないことで焦る気持ちも…。
この後、ゆっくりと見守る姿勢で不登校の娘と向き合った野原さん。たくさんの大人たちが見守る中で、次第に状況が変化していくのですが、その時のお話を野原さんにうかがいました。
「『今日だけでいいから学校休ませて』と言われたとき、まったく不安はありませんでした。もともと元気で明るい子だったので、1週間も休ませればすぐに元気になると思っていました。
そのお休みがまさかそんなに長引くものだとは思いもよらず…」
その後先生たちの連携プレーと、周りの助言もあり、徐々に回復し学校に行けるようになったトモちゃん。
「今思えば、初日に『休んでいいよ』と受け入れてあげたのが良かったような気がしています。その時『このお母さんでよかった』と言われたのですが、そのセリフを聞いて、結構切羽詰まっていたのだろうなと思いました。
それと、私の父親(娘からするとおじいちゃん)からの助言で『そのうち元気になるから大丈夫』ということと『何があったか詮索したり、解決しようとするな』という念を押されてまして、それもよかったのかと思います」
焦らず見守る。なかなか難しいことですが、大切な子どもが登校拒否をしたら、「SOS」が出ているという事。子どもに寄り添う気持ちが大切なのかもしれません。
著=野原広子/『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』(KADOKAWA)
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