【厚切りジェイソン流投資法】初心者におすすめ!「コツコツお金を入れてあとは待つだけ」のシンプル投資法

#くらし   
【厚切りジェイソン流投資法】いたってシンプル!「コツコツお金を入れてあとは待つだけ」

お笑い芸人とIT企業役員の2つの肩書を持つ厚切りジェイソンさん。2021年に出版したマネー本『ジェイソン流 お金の増やし方』が大ヒットし、彼のお金の管理術が今注目されています。ジェイソンさんの物価高にも負けないテクとは⁉ 今回は、「厚切りジェイソン流の投資法」をご紹介します!

教えてくれたのは▷厚切りジェイソンさん

厚切りジェイソンさん

芸人・IT企業役員。

▼こんな人

厚切りジェイソンさんはこんな人


ジェイソン流の投資法は、投資信託に「コツコツお金を入れてあとは待つだけ」というシンプルなもの。毎日の株価チェックも不要!

投資できるお金で投資信託を買うだけ

今は預金ではお金が増えにくい時代。お金を増やす手段はいくつかあるけれど、僕が実行しているのは、米国株のインデックスファンドに定期的にお金を入れていくだけの、初心者にもおすすめの投資。つまり、投資に回せるお金で投資信託を毎月買って、ただ待っているだけ、とシンプルなんだ。

米国株に投資する方法は、「個別株」「投資信託」「ETF(上場投資信託)」の3つがある。個別株と投資信託の違いは、下記のとおり。投資信託とETFの違いは、取引所に上場されているかどうか。投資信託は非上場で、ETFは上場されている。僕は手数料が安いからETFで投資をしているけれど、日本人の個人投資家なら、積み立てる金額を決めて投資できる投資信託にしたほうがいいと思うよ。ポイントは、「米国株」の「インデックスファンド」というところ。これは、下記で具体的に見ていこう。

そもそも投資信託って何?

投資信託は、個人投資家から集めたお金を、あらかじめ決められた運用方針でファンドマネージャーが運用してくれる金融商品。投資家は投資信託を買うだけで投資対象の株や債券などの売買の指示をしなくてすむ。

投資家が自分でどの会社に投資するか決めて投資する「個別株」

個別株は、投資家が自分でどの会社に投資するか決めて投資する。買ったときより株価が上がれば利益が出て、下がれば損失が出る。中には、配当(株の売却益とは別のもの)が受け取れる株も。元本保証なし。どの会社の株が上がるか分からないからリスクが高い。

投資信託

買ったときより投資信託の価格が上がれば利益が出て、下がれば損失が出る。利益は分配金として受け取るか再投資をするか選べる。元本保証なし。購入時や運用期間中、売却時に手数料がかかる場合があるので、要チェック。

リスクの少ない投資ができるよ

長い期間 この投資信託にコツコツお金を入れていく だけで、リスクの少ない投資ができるよ!

投資信託も元本が保証されているものではないから、リスクがないわけではない。しかし、投資先(会社)が分散されていて、毎月少しずつ積み立てていくことで時間の分散も図り、さらに長期に保有することで複利の効果も得られるんだ。投資信託の積み立てで長期運用することは、リスクを抑えた運用法といえると思うよ。

初めての投資信託 アクションの起こし方

投資を始めるにあたっては、下の「投資を始める条件」をクリアしているかどうか確認しよう。半年~1年後に使う車の購入費用や教育費などのお金は投資しないこと。10年くらいはほったらかしにしておけるお金を投資に回そう!

投資を始める条件
□最低でも3カ月分の生活費が現金である
□月収から必要な支出を引いて残るお金がある
□残るお金を10年以上使わなくても大丈夫

始め方

1.証券口座を開こう

楽天証券口座申込完了!

ネット証券の楽天証券やSBI証券がおすすめ!
投資信託の積み立てを始めるには、まず証券会社の口座を開こう。手数料が安いネット証券で、米国株を扱っている楽天証券、SBI 証券などがおすすめ。ネットから口座開設の手続きができる。源泉徴収ありの特定口座を選んだほうが確定申告の際に面倒が少ない。「きょうがいちばん長く投資をできる日」と考えて、一刻も早くアクションを起こそう!

2.投資先を決めよう

僕が投資しているのは、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」。日本の皆さんが取り組みやすいのが「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」など、VTIと同じ動きをする投資信託だ。これに定期的に一定額を積立投資するように設定すれば、投資をスタートできる。

僕の投資先はVTI


ポイント

●米国株
今、世界中で多くの人に使われているのはアメリカ企業の商品やサービスだ。しかも、アメリカ企業の経営者たちは自社の株価を上げることをとても重要視している。また、過去の暴落時にも何度も復活してきた。だから、僕は今後も米国株は成長する可能性が高いと見ているんだ。

●インデックスファンド
インデックスファンドとは、指数(取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表わすもの)に連動する投資信託。メリットは、手数料が安く効率的にリターンが得られること。僕が選んだのは、全米の上場株式の99%(4000社以上)に投資するVTIというETF。アメリカ市場全体に分散投資しているのと同じ効果があるよ。

3.気にせず放っておこう

最後に重要なのは、投資を始めたら、「やめない、売らない」こと。いちばん資産を増やせるのは、「とにかく売らないこと」なんだ。もちろん、どうしてもお金が必要になったら、一部を取り崩してもいいけど、解約するたびに手数料や税金がかかると充分なリターンを得られなくなる。このことを覚えておこう。

*  *  *

興味はあるけど…で終わってしまっている方は、このタイミングでアクションを起こしてみませんか?「きょうがいちばん長く投資をできる日」です!

撮影/布川航太 取材・文/生島典子

【レタスクラブ編集部】

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<レタスクラブ ’22年10・11月合併号より>






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