整形もした、ダイエットもした。可愛くなれば幸せになれると母は言ったのに。食べては吐き、を繰り返す日々/親に整形させられた私が母になる(2)

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動けない…

『親に整形させられた私が母になる エリカの場合』2話【全11話】


「毒親」という言葉は1989年にアメリカの精神医学者が提唱して生まれた言葉ですが、2021年には「親ガチャ」という言葉が新語・流行語大賞のトップテンに入り、昨今、“親と子の関わり方”についての注目度が高まっています。親は少なからず子どもに“どんな子どもであってほしいか”という希望を持つものですが、中にはその理想に子どもを当てはめようと過干渉になる親も…。

小学校低学年の頃から、エリカさんの母は「一重で可哀想に…」と話し、中学卒業のタイミングで二重の整形手術を勧めてきました。“エリカさんの幸せ”のために整形は必要だと語るエリカさんの母。顔だけでなく、服装や部活、進学先にも「あなたのためを思って」と干渉を続けます。すべてを母の理想に押し込められ、息苦しさを感じながら生きてきたエリカさんはついに心が擦り切れ、大学2年で摂食障害になってしまいます。当時の様子を見てみましょう。

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