見て見ぬふり、していませんか?電子レンジ、電気ケトル、冷蔵庫の気になる汚れはこう落とす!

#くらし   
タオルを取り出し、庫内の上や側面、扉の内側を拭く。

「いざ、やろう!」と思うと気が重い大掃除。かといって、まったくやらないのも罪悪感が…。実は今、大掃除をやる人が減ってきているって知っていますか?というのも、年末の大掃除は効率が悪いのだそう。特に汚れやすいキッチンは、普段から小掃除を取り入れたり、気温が比較的高い秋のうちからコツコツ始めるのがいいそうですよ!今回は、キッチン家電の掃除のコツをご紹介します。

教えてくれたのは▷藤原千秋さん

藤原千秋さん

住生活ジャーナリスト、ライター。住まい、暮らしまわりに関する執筆のほか、監修や企画、講演などで活動。テレビに「1000種類の掃除グッズを試した主婦」として出演したことも。

見て見ぬふりをしてきたところも今こそ掃除のチャンス!


電子レンジの掃除

スチームタオルで汚れを浮かせて!

スチームタオルで汚れを浮かせて!

薄手のフェイスタオルを水でぬらして緩めに絞る。500Wの電子レンジで1分温める。足りなければ30秒ずつ増やし、蒸気で庫内が曇るまで温める。そのあと5~10分、扉をあけずに放置する。

タオルを取り出し、庫内の上や側面、扉の内側を拭く。

やけどに注意!よく冷ましてからタオルを出して
タオルを取り出し、庫内の上や側面、扉の内側を拭く。頑固な汚れは、薄めた中性洗剤をしみ込ませて拭き、必ず洗剤が残らないように拭き取る。

【編集部より】調理中に「ながら」でもできて簡単
これは本当に楽チン!濡れたタオルを入れて温めるだけで、蒸気によって汚れを浮き上がらせることができるので、仕上げは拭くだけです。一生懸命ゴシゴシ拭いたり、「やるぞっ」と意気込んで掃除したりする感じではないので、例えば、ご飯の支度の際に鍋を煮込みながらすることもできます。これなら、普段からこまめにできるので習慣化したいと思います!

電気ケトルの掃除

クエン酸を入れてお湯を沸かすだけ!

クエン酸を入れてお湯を沸かすだけ!

満水になるまで水を注ぎ、水の量の2%(500mlの場合は10g)に相当するクエン酸を入れ、沸騰させる。お湯を冷ましてから流し、よく水洗いをする。

冷蔵庫の掃除

外せるパーツは水洗い! 庫内は拭き掃除

外せるパーツは水洗い! 庫内は拭き掃除

中身を取り出して玄関などの冷暗所に置く。やわらかい布に薄めた中性洗剤をつけて庫内を拭き、水拭きとから拭きをする。

外せるパーツはシンクで水洗い

外せるパーツはシンクで水洗いし、固まった汚れはスポンジのやわらかい面でこすり、洗い流したらよく乾かして元に戻して。

ゴムパッキンは
ペーパータオルを巻いたブラシでゴシゴシ

ペーパータオルを巻いたブラシでゴシゴシ

薄い形状のブラシにペーパータオルを巻きつけ、ゴムパッキンの溝をなぞると、奥に入り込んだゴミがかき出せ、汚れを拭き取れます。

藤原さんおすすめ!

藤原さんおすすめ!隙間掃除シリーズ ブラシ¥90/無印良品

「狭い溝に入るので、パッキン掃除に大活躍」。隙間掃除シリーズ ブラシ¥90/無印良品

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一度にやらなきゃ!と思うと気が重いですが、1日にまとめてやらず日を分けてちょっとずつならできそうな気がします。しかも特別な道具も必要ないので、思い立ったらできるのもポイント。今こそ掃除のチャンスです!

撮影/合田和弘 イラスト/長谷川まき 編集協力/田中理恵 編集部コメント取材/松田支信

【レタスクラブ編集部】

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<レタスクラブ ’22年11月増刊号より>






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