新生活を気持ちよくスタートしたい♪「リフォーム&ものを減らして」お部屋も心もすっきり
4月から新年度になり、子どもの学校や自分・家族の働き方などが変わるタイミングです。リフォームや収納の見直しなどで、暮らしやすくなるよう工夫してみましょう。
教えてくれたのは▷インテリアコーディネーター/整理収納アドバイザー磐梨 裕子さん
二級建築士、住宅収納スペシャリスト。東京都町田市でリフォーム工房べネ・ヴィベレを運営し、これまでに700件を超えるインテリア&整理収納アドバイスを行なっている。各種メディアでも活躍中。
今の暮らしに合わせて変えよう!
家族の環境が変わる季節には、暮らし方を見直してみるのがおすすめです。ちょっとしたリフォームをしたり、収納のしかたを見直したりすると、家の中も自分の気持ちもすっきりします。
使い勝手が悪くなったと感じる部分はリフォームを検討してみましょう。たとえば、毎日使うキッチンを最新のものにリフォームして作業がしやすくなると、家事の時間を短縮できて自分の時間を増やすことにつながります。
収納を見直すときは、「今の暮らしに合っているか?」という視点が大事です。今の暮らしが快適になるように、動線も含めてものの置き方・納め方を考えましょう。
【ものを減らす】使っていないものは除いてすっきり暮らす
家の中には、年月とともにものが堆積していきがちなので、今使っていないものを取り除くだけでもすっきりします。以前集めていた趣味のグッズやスキルアップのために学んだ資料など、使っていないものはありませんか? 処分する以外にも、別の部屋に移動するなどでもOKです。下着やタオルなど直接肌に触れるものは心地よさも大事です。定期的に見直して新旧を入れ替えましょう。
今は遊んでいないおもちゃや前の学年のプリントなどは、リビングから取り除いてスペースをあけましょう。現在遊んでいるおもちゃや次の学年のプリントを置くスペースができます。
下着、靴下、タオルなどは、捨てどきの判断が難しいもの。それぞれ収納スペースを決めて、そこに納まる量を保つようにすれば、増え過ぎません。古いタオルは掃除などに使って。
【リフォーム】使い勝手がよくなり、気分も変わる!
ちょっとしたリフォームをすると気分が変わります。目に入りやすい壁紙を自分の好みの色や柄に替えてみる、天井を木目のクロスに貼り替えてみるなどはおすすめです。床材を滑りにくいフローリング材に替えると、ペットや高齢の家族が歩きやすくなります。また、最新のキッチンにリフォームすると、使い勝手が進化しているため、毎日の家事が快適になります。
トイレや洗面所など水まわりの1つの面の壁紙をアクセントクロスにするのは人気があります。最近は植物の柄も人気があり、実際の植物を置かなくても、癒し効果が得られるといわれています。
キッチンは年々進化しています。注目したいのは、掃除がしやすくなっている点。自動で洗えるレンジフードや、残りかすが自然と排水口に流れるシンク、汚れを拭き取りやすい素材の調理器など。
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今の暮らしに合っていないけれど、手を付けられずそのまま生活している場所、ありませんか? 使っていないものを除いたり、リフォームしたりして気になるところをすっきりさせ、気持ちよく新生活をスタートしましょう♪
イラスト/なとみみわ 編集協力/生島典子
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