じつは料理にも使える！ 栄養豊富なアーモンドミルクの魅力を知って、毎日の食卓をもっと豊かに

医学観点から井上先生が語るアーモンドミルクの栄養成分

慶応義塾大学医学部教授の井上浩義先生によると、「アーモンドミルクにはビタミンE、オレイン酸、食物繊維、ミネラルなどが豊富に含まれています。粒で食べるよりも液状で摂る方が、体内への吸収率も上がります」とのこと。また井上先生は、健康で若々しくいたい人たちはもちろん、子どもや高齢者にもアーモンドミルクの摂取をおすすめしているそう。

管理栄養士の柴田真希さんが語るアーモンドミルクを料理に使うメリット

管理栄養士の柴田真希さんは「紫外線が気になる季節や、お肌のケアなどを気を付けたい時には抗酸化物質をしっかりと摂ることを心がけましょう。アーモンドミルクに含まれるビタミンEはビタミンCやビタミンAといっしょに摂ることでその効果を上げることができます。緑黄色野菜を使ったカレーやスープ、果物を入れたスムージーなどにアーモンドミルクをプラスして毎日の食事にとり入れてみてはいかがでしょうか」と述べています。

アーモンドミルクを使ったレシピの紹介

では、実際にアーモンドミルクを使ったレシピを３つご紹介しましょう。

1. ツナと夏野菜の冷やしアーモンドミルクみそ汁

【材料】
ツナ水煮缶1缶
きゅうり1本（100g）
ミニトマト6個（60g）
大葉4枚
（A）みそ大さじ1
（A）白すりごま大さじ1
アーモンドミルク400ml

【作り方】
（1）きゅうりを輪切りにし軽く塩でもみ込んで、しんなりとしてきたら水洗いし絞る。ミニトマトを縦4等分に、大葉をせん切りにする。
（2）ボウルにツナ缶と(A)を入れて混ぜ合わせる。アーモンドミルクを少しずつ加えて溶き、(1)を入れる。

2. 小松菜とゴールドキウイのアーモンドミルクスムージー

【材料】
アーモンドミルク200ml
小松菜2房（100g）
ゴールドキウイ2個（200g）

【作り方】
（1）ゴールドキウイの皮をむき、スライスしてグラスの淵に貼り付ける。
（2）残りのゴールドキウイ、小松菜、アーモンドミルクをミキサーで撹拌し、（1）のグラスに注ぐ。

3. コングクス風アーモンドミルクそうめん

【材料】
そうめん2束（200g）
たまご1個
きゅうり1本（100g）
キムチ50g
白ごま（お好みで）
（A）白すりごま大さじ2
（A）白だし大さじ1
（A）アーモンドミルク400ml

【作り方】
（1）たまごを8〜9分ゆでて、半熟のゆで卵を作る。
（2）きゅうりを千切りにする。
（3）そうめんを袋の表示通りにゆで、水で洗って冷まし、水気を切る。
（4）（A）を混ぜ合わせる。
（5） 器に(3)のそうめんをのせ、(4)をかけ(2)のきゅうり、(1)の半分に切った半熟ゆで卵、キムチ、白ごまをのせる。

* * *

栄養価の高いアーモンドミルクはそのまま飲んでも美味しく、さまざまなレシピに活用することができます。
世界中で愛されているアーモンドミルクを、この機会に普段のドリンクや料理に取り入れてみませんか？

慶應義塾大学医学部教授　井上浩義先生

医学博士、理学博士。九州大学理学部化学科卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。専門は薬理学、原子力学、高分子化学。食と健康についての造詣が深く、企業や一般人向けのセミナーの講師を数多く務める。著書に『食べても痩せるアーモンドのダイエット力』（小学館）、『アーモンドを食べるだけでみるみる若返る！』（扶桑社）など。

管理栄養士　柴田真希さん

株式会社エミッシュ代表取締役。女子栄養大学短期大学部卒業後、お料理コーナーの番組出演をはじめ、各種媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発、プロデュースなどを手がける。『スーパーミルク健康法』（小学館）をはじめとした著書、セミナー講師実績など多数あり。

【レタスクラブ編集部】