せなけいこさんの絵本「おばけのばあ」は0歳から読み聞かせしたい!成長ぶりが目に見えてわかる

#育児・子育て   

日々子育てに奮闘するパパママ、お疲れ様です。
昔から読み継がれる名作の絵本、自分の子どもにも読んであげたい、そう思う親は多いのではないでしょうか。そんな想いにぴったりなせなけいこさんの作品をご紹介します。

1969年に絵本作家デビューを果たしてから、小さな子を夢中にさせている、せなけいこさん。ロングセラーを続ける「ねないこだれだ」(全4冊で発表された「いやだいやだの本」のうちの1冊)はあまりにも有名!和紙や色画用紙のほか、素敵な柄の包み紙も駆使して紡ぎ出されるちぎり絵作品は、世代を超えて愛されています。

「おばけのばあ」(定価968円)

そんなせなさんが、絵本作家50周年の節目に描き下ろした作品が「おばけのばあ」。ストーリーはシンプルでわかりやすく子どもにも親しみやすいです。ちょっとこわくて愛嬌たっぷりのおばけが、「いない いない ばあ」遊びに飛び入り参加するお話。驚く子どもを追いかけるおばけは、とてもうれしそう!

せなさんの描く「おばけ」は、小さな子どもたちの大好物。はじめはそのかわいさに強く惹かれ、やがておばけの概念を理解し始めると、「ちょっとこわい」と反応が変わります。そして「こわいけど見たい」とおそるおそるページをめくるようになり、「おばけはこわいけど、この絵本はこわくない」、「このおばけが大好き」と、段階を経て捉え方が変化していくことでしょう。赤ちゃん向けでありながら、長い期間、子どもの成長を見つめながら楽しめるのも特徴ですね。

KADOKAWA児童書ポータルサイト「ヨメルバ」には、「おばけのばあ」を作っているせなさんを撮影した「せなけいこが絵本作家デビュー50周年に描き下ろした絵本『おばけのばあ』紹介動画」が公開されています。
動画の中でせなさんは、下絵の線からハサミがずれてもおかまいなしで、迷いなくおばけを作り出していきます。「そのほうがおばけがいきいきするの」と語り、「学校で習ったようにやっちゃいけないの。みんなひとりずつ違うんだから、あなたはあなたのおばけを作ればいいのよ」とつぶやくのです。せなさんは何気なく発してくれただけかもしれませんが、この言葉は、赤ちゃんや子どもだけでなく、学校へ通い、やがて社会に出て、さらには親になってからも覚えておきたい金言。おばけの個性を大事にするのと同じように、自分や周囲の個性も大事に育てていきたいものです。

「おばけのばあ」は、まだ指使いのつたない乳幼児でもめくりやすいボードブック仕様。角も丸いので安心して読めます。

全国の書店やインターネット書店にて販売中。

(C)KADOKAWA CORPORATION 2023


文=編集部K

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■KADOKAWA児童書ポータルサイト「ヨメルバ」
おばけのばあ

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