もっと早く知りたかった!100円ショップの「チョコペン」で見栄えに差が出るちょっとしたコツ
まもなくバレンタイン。何を作ろうか悩み中の人も多いのでは? お菓子のデコレーションに欠かせない「チョコペン」ですが、意外と思い通りに扱えないもの。今回は、「チョコペン」の上手な描き方をご紹介します。100円ショップのチョコペンで、見栄え、コスパ、タイパをかなえます!
教えてくれたのは▶中村陽子さん
料理研究家。幼児食インストラクター。1男1女のママであり、自身の経験から、デコ弁やお菓子、離乳食、親子クッキングなどのレシピを考案。雑誌や書籍、Webなどで活躍中。著書は『みんなにおくる チョコ&お菓子BOOK』(成美堂出版)など多数。
広い面積はチョコペンを湯煎してそのまま描く
(1)チョコペンを50℃のお湯で湯煎する
チョコペンを立てた状態で、お湯につかる深さの耐熱カップを使用。
「描いている途中でペン先が固まったら、ペン先につまようじを挿して湯煎すれば、中にお湯が入らず使えます」(中村さん)
(2)輪郭を描いてから塗りつぶす
輪郭を先に決めておくと、チョコがあふれず、はみ出す失敗もなし。
「描き終わったら指先の力を抜き、チョコペンをスッと垂直に持ち上げると、チョコがたれずにキレイに仕上がります」
細い線を描くときはコルネを使う
(1)50℃で湯煎したチョコペンの 中身をコルネに移す
「コルネは上から1/3程度を折り返し、先端部分までチョコを流し込みます。より細い線にするには、先端をカットするときにほんの1mm程度にして」。
コルネも100円ショップで購入可。
(2)チョコが少しかたくなってから描き始める
コルネを持つ手を反対の手で支えながら描くのが、細い線をブレさせないコツ。
「通常のペンとは違い、『チョコをたらしてお菓子の上に置いていく』とイメージすると◎」
* * *
チョコペンを上手く使いこなせないと、かわいくデコるつもりがやらなきゃよかった...となってしまうことも。チョコペンのちょっとしたコツを覚えるだけで、仕上がりが大きく変わります!
撮影/合田和弘 編集協力/鈴出智里
文=徳永陽子
Information
<レタスクラブ ’24 2月号より>
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