次々に仕事の依頼が舞い込む! 売れっ子Webライターがやっている3つのこと

次々に仕事の依頼が舞い込む! 売れっ子Webライターがやっている3つのこと

Webライターは、パソコン1台あればだれもが挑戦しやすい仕事です。場所を選ばず、自由な時間に働けるため、子育て中の方や本業が忙しい会社員の副業としても人気です。とはいえ「多くの案件を依頼してもらう方法がわからない」「なかなか報酬が増えなくて困っている」という方も少なくありません。

BtoB(法人同士の取引)の営業でマネージャー経験をもつ藤原友亮さん(@fujiwawriter)は、副業としてライターを開始して1年後に、長年勤めた会社をやめて独立しました。「営業時代の経験を活かして、自分自身という商品を売り込めたのが大きかった」と当時を振り返ります。

藤原さんが、仕事に困らなくなるために今も実践しているという営業の考え方をまとめてもらいました。だれもが参考にできる、次々と仕事の依頼が舞い込むライターになるための思考パターンと行動をご紹介しましょう。

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リアルな付き合いのある身近な人に宣伝する

仕事を増やしたければ、あなたのことを直接知っている人に「Webライターをやっているので、お手伝いできることがあれば気軽に相談してください」と積極的に言わない手はありません。すばらしい「商品」も知名度がなければ売れないのと同じ。

友人や家族など近しい人に「ライター」だと名乗るのは気恥ずかしさもあるでしょう。でも「なんか書いてほしいと思ったら、私の顔を思い出してね!」と伝えましょう。InstagramやX(旧:Twitter)、Facebookなどで、ちょっと投稿するくらいならできる気がしませんか。

「え、ライターやってるの? 記事をお願いしちゃおうかな」こんなきっかけで、私は独立する直前に知り合いから記事を発注してもらいました。3年経った今も、形をかえてお付き合いが続いています。

ただの偶然、ラッキーでしかありませんが、私の「宣伝」が引き起こした結果です。

リアルな付き合いのある身近な人に宣伝する



うれしい!楽しい!大好き!を実践する

90年代にヒットしたドリカムの名曲「うれしい!楽しい!大好き!」は、意中の男性と出会えたことで、最高にハッピーな日々を過ごす乙女心を歌った超ストレートな恋愛ソングです。実はこれ、ライターの仕事にも応用できると思います。

歌詞をライター業に置き換えると「私はライターという天職に巡り合えた! 記事を書いている時間がたまらない!そんな仕事を依頼してくれたあなたが大好き!」みたいな感じです。

「あのぅ、すみません……。まだ初心者なんですけど、私なりに頑張るから、仕事ありませんか……」という人と比較したら、どちらに仕事が集まりそうか、わかりますよね。

笑顔で話しかけられて、嫌な気持ちになる人は基本的にいません。今この記事を読んでくださっているということは、書く仕事に興味があるはずです。好きなことを仕事にできる嬉しさを態度で示すと、幸運を引き寄せられます。


目の前の相手に全力で貢献する

ぜひディレクターや同僚のライターを喜ばせようと心がけてください。また読者のためになる記事を書き、発注主のビジネスがうまくいくように貢献しましょう。ライターは、記事のリサーチ中や原稿を書いているときはひとりでも、たくさんの人々とつながって仕事をします。とくに直接やり取りするクライアントやディレクターを喜ばせる方法は山ほどあります。

 ●コミュニケーションのスムーズさやレスポンス(応答)の速さ
 ●修正を依頼されたときのスピード対応や感じの良さ
 ●ほかのライターの疑問や質問にもわかる範囲で回答
 ●一度受けた指摘を次の記事にきちんと反映する

たくさんのライターさんを見てきましたが、これらを徹底してやる人はほとんどいません。仕事には必ず期待値というものがあります。期待された水準に達していたら相手は満足し、そのレベルを上回ると感動が生まれます。

感動を与えたことによって、見返りを要求する必要はありません。いえ、むしろ見返りを求めて喜ばせても感動は生まれにくいでしょう。

それでも気がつくころには、新しい仕事の依頼が飛び込んできていてもおかしくはありません。


まとめ

リアルな付き合いのある身近な人に宣伝する

・ライターを始めたことを伝えるだけでOK
・SNSでも投稿しましょう

うれしい!楽しい!大好き!を実践する

・明るく張り切っているとよいことが舞い込む
・ライターというすてきな仕事に巡り合えたことに感謝する

目の前の相手に全力で貢献する

・多くのライターがやらないレベルまでこだわれば差別化できる
・見返りは求めない。後からおのずとついてくる


著者プロフィール

藤原友亮
2021年にWebライターを副業で開始して、翌年サラリーマンを辞めて独立を果たす。取材が得意で経営者などのインタビューを年間100記事以上手がける。2023年、株式会社トリコナッジを設立。読者のこころを「トリコ」にするコンテンツで、人々の背中を押す「ナッジ」を社名に掲げている。






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