【最終回ネタバレ】『夫が娘の名前で不倫していました』のサイコな夫の言動と浮気相手に衝撃！

【ネタバレ】え！本当にこれが「ゆーこりん」？

意を決して自宅に突入したさつきは、ついに浮気相手と対面しますが、ゆーこりんはかなり衝撃的なルックスの女性でした。

ショックと怒りが隠せないさつきでしたが、すぐに次のアクションにとりかかります。まず、こめの母親を自宅に呼び出してから、仕込んでおいたボイスレコーダーを確認。さらなる、こめとゆーこりんの不貞の証拠をゲットしました。

自宅にやってきた義母には離婚を思いとどまるよう説得されましたが、さつきはほだされません。これまでのこめの態度や不義をあらいざらい義母にぶちまけ、一人で娘を育てる覚悟があるとタンカをきったのです。

ようやく義母も引き下がることを決め、こめも離婚届と離婚協議書にサインをして、二人は帰っていきました。

一方、探偵事務所の調査員の協力のおかげで、なんとかゆーこりんの自宅マンションと部屋番号までは突き止められましたが、彼女の本名までは分からずじまいでした。

【ネタバレ】ありえない！ 夫からの復縁要求

本名が分からなければ慰謝料請求の内容証明が送れない…そう思ったさつきは、こめとゆーこりんがハマっていたゲームのプレーヤー仲間をSNSで探してみることにしました。結果、見つかった仲間は、なんとゆーこりんの交際相手でもある男性。
浮気相手のゆーこりんは彼氏がいるのに夫と浮気していたということ!?

ゆーこりんの彼とは実際に会って話をしたものの、トラブルになることを恐れて彼女の本名を教えてくれませんでした。

そこでさつきは、弁護士とも相談のうえ、名称不明のままで内容証明を出すという荒業に出ました。結果は…めでたく内容証明の配達は受理！

内容証明の到着後、なんとこめからは謝罪と復縁要求の連絡が来ました。おそらく夫は、謝って復縁することで、妻が慰謝料の請求を撤回してくれるかもしれないとふんだのでしょう。

「無理」の一言で、さつきはそれらをきっぱりと拒否。すると後日、ゆーこりんからは謝罪の手紙が届き、こめの分と合わせて合計400万円の慰謝料が振り込まれました。

自宅マンションの買主も決まり、不動産会社の説明を聞くために自宅にやってきたこめは、娘に、もう一緒に暮らせないこと、いままでさつきにひどいことをしてしまったことを謝ります。

泣きながら納得してくれた娘とさつきを残して、自身も泣きながら自宅を後にしたこめ。離婚協議書をもとにした公正証書を作成し、離婚届を提出したさつきは、はれてこめと離婚しました！

離婚後も仕事と育児、家事を両立させつつ、引っ越しやさまざまな手続きを平行させて進めていくさつき。マンションの引き渡しも、こめのせいでバタバタでしたがなんとか完了。こうしてすべてを終えたさつきは、この経験を糧に、娘と幸せになることを自分に誓うのでした。

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怒涛の展開に目が離せなくなる本作。クズ夫を追い詰める作戦の巧妙さもさることながら、自力で浮気の証拠をつかんださつきの精神的なタフさに感嘆します。

原作者のSatsukiさん
「大好きで信じていた夫の不倫が発覚したとき、冷静に行動するのは難しいかもしれませんが、離婚を優位に進めるためにはとにかく一旦落ち着くことが大切です。感情的になっていきなり動き出す前に、まずはネットや本、探偵や弁護士などから離婚についての知識を得て、情報を整理してみてください。どんなときも知識は自分を救ってくれます」

さつきが得た離婚までのノウハウは、幸せになろうとする元サレ妻の軌跡にほかなりません。奮闘する彼女の姿に勇気をもらえる作品です。

文＝山上由利子