フリーランスとして在宅ワークをする魅力のひとつは、自分で仕事を選べること。業務量も業務内容も自分で決められる点に惹かれ、フリーランスを目指す人もいるでしょう。
ところが実際には「キャパオーバーで土日も作業している」「思い描いていた業務ができない」という話もちらほら。
今回は、2歳の娘さんを育てながら在宅フリーランスとして働くおこめさん (@ocome_1717)に、「この案件、続けるべきかな?」と悩んだとき、辞退か継続か判断するポイントを伺いました。
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私は3年前、夫の転勤を機に退職を余儀なくされ、妊娠中にフリーランスとして在宅ワークを開始しました。現在はディレクション業を行いながら、在宅ワークをがんばる女性が250名ほど在籍するオンラインコミュニティ『ウィズママ』を主宰しています。
私も在宅ワークを始めたころは自分に合う仕事もキャパもわからず、「本当にこの働き方がしたいんだっけ?」と悩むことも。今は自分に合ったお仕事を選択できるようになり、無理をすることは減っています。
今回は、子育てと在宅ワークを両立させている私が、基準にしている考え方をお伝えしますね。
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疲弊してしまいそうなお仕事とは?
報酬、業務内容、お客さまとのやり取り……合わないと感じる条件は人によってさまざまです。まずはどんな案件に疲弊するのか、自分の声に耳を傾けましょう。
そのうえで「辞退するか、継続するか」自分なりの判断基準を持つことが大切です。
過去の私は「とにかくできそうなことをやってみよう!」と手当たり次第に業務を請けた結果、
・想像以上に業務量が多くなり、朝も夜も仕事し続ける
・正直苦手な業務だったけど、請けた以上辞めるとは言えない
……と、かなり無理して働いていました。子どもとの時間を作るために始めたはずなのに、子どもをないがしろにしてPCにかじりつくことも。
もちろん、ご依頼いただいている仕事に責任を持つのはとても大切です。ですが、在宅フリーランスは自分の意志で辞めることもできます。
責任を持ってやり遂げることと、自分を大事にすること。どちらも両立できる仕事を模索していけるのも、在宅フリーランスの醍醐味だと思います。