植物を置いているのは、リビングダイニングだけ!
「150株の植物と暮らしている」というと、玄関から寝室、浴室まで家中のあらゆる場所に植物を置いていると思うかもしれません。
だから意外かもしれませんが、実は僕が植物を置いているのはリビングダイニングだけ。リビングダイニングにまとめているのには、ちゃんと理由があります。
植物が元気に育つ場所は、
1 風通しがよい
2 エアコンの風が直接当たらない
3 直射日光が当たらない窓際の明るい場所
4 自分がいつも過ごしている場所
特に4は意外と重要で、1日のうちで自分がよくいる、出入りする場所だと、観察がしやすいからです。これらの条件に当てはまるリビングダイニングは、植物を置くのにもってこいの場所。
普段から植物を見ていると、新芽が出てきたな、葉っぱがしおれてきたかも…など、いま植物が何を欲しているのかがわかるようになってきます。
それになんといっても、部屋で過ごしているときに、目線の先に植物があると気持ちが上向きに!生活にグリーンを取り入れたいなら、まずは自分の家のリビングダイニングに、どんな植物を置きたいか想像してみてください。ちょっと楽しくなってきませんか?
枯れない理由
植物は自分がいつも過ごす場所に置く

部屋にもともとあったピクチャーレールを使って、ビカクシダとチランジア(エアプランツ)を2種類ずつハンギングしてディスプレイしています。自分の家のなかで、特にお気に入りの一角。
お気に入りの場所、目が届く場所に置くのが◎

上は僕の家のリビングダイニングの間取り図。小型の鉢や季節の植物や枝もの、また世話のしかたが同じものはまとめています。キッチンやテーブルの上にも一部の植物を置いています。
【著者プロフィール】
かい
園芸インストラクター。農業高校時代から園芸に親しみ、現在も農業関係の仕事に従事。引っ越しをきっかけに観葉植物を購入、会社員として多忙な生活を送りながら、これまで40種類・200株以上を育てている。2021年10月より、自らの経験を基に観葉植物の育て方や楽しみ方をInstagramで発信。毎日寄せられる観葉植物についての相談に丁寧に回答、解決に導いている。
著=かい/『観葉植物男子 会社員が200株と暮らしてわかった、枯らさないコツ』