クラウドソーシングサイトでは“当たって砕けろ”で応募してみる
Webライターを始めたばかりの頃は、主にクラウドソーシングサイト(仕事を発注(受注)したい企業や個人が、インターネット上で取引できるサービス)を使って案件を探していました。
クラウドソーシングサイトには数えきれない量のライティング案件があります。当時の私は失敗を恐れて、単価やジャンルをしっかり吟味して選び抜いた1案件に応募していました。不採用だった場合はまた吟味して応募して…の繰り返しです。
今思えば時間がもったいなかったなと反省しています。クラウドソーシングサイトでは少しでも「気になる!」「書けるかも!」と思った案件には、当たって砕けろ精神でどんどん応募するのがおすすめです。
SNSもフル活用!#ライター募集で検索してみよう
最近はSNSでもライティング案件の募集を見かけることが増えてきました。私が現在担当している案件もSNS経由でご縁があったものが多いです。
SNSで案件を探すときは、#ライター募集で検索してどんな案件があるのかチェックしてみましょう。案件ごとに応募要項はさまざまなので、しっかり読み込んでから応募するようにしてくださいね。
一つ注意しておきたいのは、SNSの投稿内容を発注主に見られる可能性があること。マイナスなことや愚痴ばかり投稿していると選考に影響する可能性があるため気をつけましょう。プライベートアカウントではなくWebライター用のアカウントを作成して応募するのがおすすめです。
直接営業は慎重かつ大胆にしよう
私が月10万円の壁を突破できたきっかけの一つが、直接営業です。直接営業とはクラウドソーシングサイトなどを経由せずに、企業に直接アプローチする営業方法です。
私はクラウドソーシングサイトで培った実績を武器に、メールやお問い合わせフォームから問い合わせをしていました。最初は自信もなく不安でいっぱいでしたが、今となってはこの一歩がとても大きかったと感じています。
私の経験ですが、メールや問い合わせをしたあと採用の可能性がある場合はオンライン面談が行われるケースが多くあります。面談では過去の執筆実績や週にどれぐらい執筆できるか、どんなツールを使ったことがあるかなどをよく質問されたため、事前に回答を準備しておくと安心です。

実績が増えてきたらスカウトされることもある
単価の高さに関わらず、数をこなして執筆実績が増えてくるとクラウドソーシングサイトやSNS経由でスカウトが届くことがあります。私の場合は現在担当している仕事の約半分がスカウトをきっかけにいただいた案件です。
もちろん全てのスカウトを受ける必要はなく、単価や納期をしっかり確認して対応できないと思った場合はお断りすることも可能です。しかし限られたライターのみに連絡している貴重な案件の場合もあるので、見逃さずにチェック・返信しておきましょう。対応できない場合も「またタイミングが合えばぜひお願いします」と一言添えておくと次も声をかけてもらえるかもしれません!
▼未経験からWebライターになるための準備を動画で解説!
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完全未経験からWebライターとして生活できるようになった音月さん。月15万円の目標を達成するために、積極的に案件獲得に挑んでいたようですね。SNS経由での仕事も多くあるとのことなので、クラウドソーシングサイトとあわせて活用してみるとよいかもしれません。
皆さんも、まずは月15万円を目標にWebライターにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▶プロフィール
音月りお
Z世代のフリーランスWebライター。エンタメコラム、Webニュース、SEO記事など幅広いジャンルを執筆しながら推し活に邁進中。舞台観劇や芸術鑑賞、読書が大好き。
文=YY