鍋の汁を戻すのはアリ? ナシ? 意外と根深い“鍋つゆ論争”

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家族での鍋では“もったいない”の精神で汁を戻す?


みんなで囲んで食べる“鍋”は格別ですが、一方で「食べ方の違い」を巡り議論になることも。中でも、鍋を食べた後にそれぞれの取り皿に残った“汁”の取り扱いには注意が必要のようです。

 

「ノンストップ!」に届いた“鍋つゆ”メール


9月25日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)では、視聴者から届いた“鍋”に関するメールが読まれました。メールの内容は、職場の人と水炊きを食べに行った時のエピソード。食事の最後に雑炊を作っていたら、先輩がみんなの器をとり残っていた中身を鍋に戻し始めたそうです。

先輩の言い分では「鍋はこうするのが当たり前」とのこと。最後には、汁を鍋に戻すことに抵抗のあるメールの送り主から「私の感覚がおかしいですか?」との質問が投げかけられました。

スタジオからは「鍋の汁を戻すのはアリか」ということに対して、様々な意見が。「先輩の感覚の方が、もう今となってはおかしい」と主張したのは設楽統。他人と鍋を食べる時はもちろんのこと、「今家族でもなかなか、もしかしたらやらない可能性あるね」と続けています。

一方で井戸田潤は、「うちの実家はバンバンやってました」と告白。彼の母親の“もったいない”という精神の元、余った汁を鍋の中に戻していたそうです。すると設楽は「“先輩”もわかっててやってる節はあるよね? 『家族みたいなもんだろ!』みたいな」と推測。嫌がる人がいることをわかった上で、仲を深めるためにあえて汁を戻していると指摘しています。

そんな中、嫌悪感をむき出しにしていたのが山崎夕貴アナウンサー。「そうとう引いてますね?」と井戸田に振られた彼女は、「だって先輩の涎が入ってるんですよね?」とコメント。井戸田に「ちょっと言い方! 言い方!」とつっこまれていました。

 

鍋つゆ論争の行く末は…


鍋の汁を戻すのはアリかナシか、通称“鍋つゆ論争”はネット上でも定期的に話題になります。まず“アリ”という人からは「子どもの頃からやってたし、それが当たり前だと思ってた」「お店で仲居さんがやってくれたんだけど、そういう文化なんじゃないの?」といった声が。“鍋はそういうもの”と受け入れている人が多いようです。

【写真を見る】鍋の汁を戻すのは文化?


一方で“ナシ”と考えている人からは「想像しただけで不快感あるし、そもそも汁を戻す人なんか見たことない」「どう考えてもNG行動でしょ… そんな人本当にいるの?」「正直家族でもイヤ」との意見が寄せられていました。そもそも“汁を戻す”という行為自体を知らない人も少なくありません。

中には“アリ派”“ナシ派”の意見を受けて「地域差があるのでは?」と指摘する人も。「九州出身だけどこっちでは当たり前」「関西の文化だと思う」といった報告が相次いでいます。しかしこういった報告がされる度に「九州だけどやらないよ…」「関西人だけど見たことない。むしろ関東の文化なのでは」との反対意見が上がり、議論は平行線。“当たり前”という人はいるのですが、一体どこの文化なのかは分からずじまいです。

意外と根深い“鍋つゆ論争”。あなたの家庭では汁を戻しますか? 戻しませんか?

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