ゼスプリ工場inニュージーランドに潜入!「ゼスプリのキウイがおいしい理由」を調査してきた

私たちの食卓でもおなじみのキウイフルーツ。まさに今が旬真っ盛りらしく、スーパーなどでもよく見かけますよね。でもそのキウイたちが店頭に並ぶまでに、数多くの「試験」を突破してきたことを知る人は少ないはず。

今回、私たちはニュージーランドにある「ゼスプリ」の選果場や研究施設へ! キウイが店頭に並ぶまでの長い道のりを調査していくうちに、ゼスプリのキウイの「おいしさの秘密」が見えてきました。

【画像を見る】大量のキウイに驚き! ゼスプリキウイ工場の様子

おいしさの秘密① 厳しい栽培・収穫基準

まず訪れたのはグリーンキウイやサンゴールドキウイを栽培するニュージーランド・北島にあるテプケのキウイ園地。広大な園地で育つキウイは、ゼスプリが定めた細かい栽培基準に基づいて品質を管理されています。生産にあたっては、環境負荷にも配慮しているとのこと。

さらに収穫基準も細かく設定。グリーンキウイは主に糖度、サンゴールドキウイは主に果肉の色で収穫時期を判断し、生産者さんやピッカーと呼ばれる収穫をする人が手作業で1個ずつ収穫をおこなうと言います。


おいしさの秘密②徹底した品質管理

農園で栽培中のキウイのうち、ランダムで選ばれた一部のキウイたちは「Hill Laboratories」という研究所へ。ここではキウイの糖度や水分量、断面の色、かたさなどをチェックします。

この施設ではキウイの皮に農薬が残っていないかを確かめる「残留農薬検査」もおこない、キウイの安全性も保証。こうした厳しい検査を突破しなければ、収穫・出荷が認められません。

おいしさの秘密③栽培から店頭まで一括管理

数々の検査をクリアして農園から収穫されたキウイは選果場へ運ばれます。ここはパッキングだけでなく、さらなるキウイの品質チェック、グレード選定なども行われる施設。

人の目とテクノロジーの両方を使って、キウイを形やサイズでランク分けしていきます。ここで最高のランクに認定されたキウイだけが、日本へ輸出されます。

箱詰めされたキウイは、最新の貯蔵技術を用いて、厳しい管理基準で保管されます。貯蔵庫から出庫する際も再び品質検査が実施されるというから驚き! さらにその後、ニュージーランドでの輸出検査、日本での輸入検査も行われるそうで…我々に届くキウイは数えきれないほどの試験を突破した「選ばれしもの」なのです!

ちなみにキウイの箱には、生産者、農園の栽培区画、種類、サイズなどが記載されたバーコードが。このように箱単位で履歴追跡ができるシステムで栽培から店頭までを一括管理することで、食べごろに調節したキウイが我々のもとに届くわけです。本当にありがたいですよね。

おいしさの秘密④品種開発

今回私たちは、キウイの新品種の研究開発をおこなう施設にも行ってきました。昔はキウイといえばグリーンキウイ1種のイメージでしたが、いつの間にか黄色の果肉でジューシーな甘さの「サンゴールド」、そして最近では赤い果肉が特徴的な「ルビーレッド」も登場! ゼスプリはこうした品種開発に積極的に取り組んでおり、毎年10万株単位で交配試験をおこなっていると言います。

ちなみにゼスプリ・サンゴールドは研究に10年の歳月を費やし、より豊富なビタミンCを含む品種として誕生したそう。なんと1個で1日に必要なビタミンCが摂れるんですよ!


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今回の取材を通して知ることができたゼスプリのキウイの「おいしさの秘密」。スーパーに並んでいるキウイが、数多くの試験を突破してきた“選りすぐり”だということ、数多くの人の手によって品質が支えられていること…知れば知るほどキウイの魅力にハマりそう! ぜひみなさんも、今が旬のキウイを手に取ってみては?

取材協力/ゼスプリ インターナショナル ジャパン
文/編集部M

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