53歳で中学生になったおばあちゃんが語る「戦争がにくい」という言葉/戦争さえなければ(1)

あなたの考える戦争のイメージは?

母がひと事のように告げた父の訃報。貧しい農村家庭で育った子ども時代/親に捨てられた私が日本一幸せなおばあちゃんになった話(1)
『戦争さえなければ』 1話【全12話】


戦争で家族も教育も奪われたとある女性の、生きた証を辿る実話。

80年前、鹿児島県の離島・徳之島で戦争が激しさを増す中、イラストレーター兼漫画家・てんてこまいさんの祖母である洋子さんは、飢えに苦しみ家族全員を失ったそう。その深い心の傷は、生涯癒えることはありませんでした。

教育を受けることも、文字を学ぶ機会も奪われたおばあちゃんは、53歳になって大阪の夜間中学校に入学。先生や仲間たちと出会い、信頼関係を築きながら、ようやく自分の人生を歩み始めます。そんな祖母が綴った一編の作文「戦争がにくい」。そこには、想像を絶するような戦時下の暮らしと、飾らない言葉で綴られた叫びが記されていて…。

孫であるてんてこまいさんが綴る、おばあちゃんの「生きた証」をお送りします。

※本記事はてんてこまい著の書籍『戦争さえなければ』から一部抜粋・編集しました。

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