【40代からのゼロリバウンド・ダイエット】抑え過ぎると逆に太ることも? カロリー制限の落とし穴
【これはNG】ダイエットの基本!カロリーを抑えればやせる
「食事のカロリーを低く抑えればやせるって常識でしょ!」と読者の方からのツッコミが聞こえてきそうですが、実はこれ、半分は合っていて、半分は間違っているといえます。
カロリーとはエネルギーの単位。人間のエネルギー源はいうまでもなく食べもので、食事で摂取した栄養が体内でエネルギーに変わって消費されます。この一連の過程を「代謝」といい、「カロリーを抑えればやせる」とひたすら信じて食事をしていると、代謝が下がってダイエットに大失敗なんてことになりかねません。カロリーを抑えることで、逆に太りやすくなることもあるんです。
ダイエットは原則、カロリーの収支であることは間違いありません。食事のカロリーに気をつけて、消費カロリーよりも摂取カロリーが少ない状態を作ればいいわけです。例えば、あなたの体が1日に2000kcal消費するとします。食事で2200kcal摂れば、200kcalは消費できずに余るので、脂肪になります。でも、食事を1800kcalに抑えれば、200kcal足りないので、脂肪を燃焼して必要なエネルギーを補います。
これがダイエットであり、考え方そのものは間違ってなどいませんが、そもそもの「1日2000kcal消費する」は何を根拠にしているのでしょう?
カロリーはダイエットの敵ではない
一般的に、その人の消費カロリー(エネルギー消費量)は、国の健康指導により、年齢や体重、身体活動レベルなどの「数値」をもとに計算式によって導くことができます。でも、あくまで目安です。その消費カロリーまでなら食べても太らないと思うかもしれませんが、その思いこみが間違っているのです。
私たちの体が太るかやせるか、エネルギーの代謝がいいか悪いかは、肝臓の機能をはじめ、甲状腺、自律神経、ホルモンの分泌などなど、本当にたくさんの体の働きが影響し合っているため、人によって「誤差」が生じます。
例えば、身長、体重、年齢、生活習慣もぜ~んぶ同じというAさん、Bさんがいました。2人の1日の消費カロリーを計算すると、当然どちらも2000kcalでした。2人ともダイエットで1日1800kcalに摂取カロリーを抑えれば、同じようにやせそうですよね?ところが、Aさんはやせましたが、Bさんはなぜかやせませんでした。
理由はAさんに比べ、Bさんは健康診断での数値が肝機能も甲状腺機能も悪かった……つまり、Bさんは代謝が悪かったんです。そう、体の機能の誤差までは、一般的なダイエットの基準になる計算式には反映できません。あなたが計算をした「消費カロリー」を本当に体の中で消費しているかはわからないというわけです。
「食事のカロリーを抑えればやせる」とむやみに思い込むのは、ときに健康を害することにもつながります。カロリーを抑え過ぎると代謝が下がりやすくなると知っておき、無茶なカロリー制限はしないこと!
※本記事は高木拳斗(けんとのダイエット講座)著の書籍『「モリモリ食べたい!」「運動嫌い」でもなんとかなる 40代からのゼロリバウンド・ダイエット』から一部抜粋・編集しました。
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