あなたもやってるかも⁉ 「スマホ老眼」に直結する５つのNG行動をチェック

スマホの使用中に無意識にやっていることの中には、目をじわじわ痛めているものもあります。まずは、そのNG習慣に気づいてリセットを！眼科の平松 類先生に「スマホ老眼」の原因になりやすいことを伺いました。

＊　＊　＊

▶「スマホ老眼」について教えてくれたのは
平松 類先生

二本松眼科病院副院長。診療に当たりながら、目の不調や病気の知識を分かりやすく伝えるため、メディア出演や講演を精力的に行なっている。『緑内障 始めた人から改善していく66のコツ』（永岡書店）など著書多数。

寝スマホ＆上目使いで目が悲鳴！

NG習慣「あおむけ寝でスマホを見る」
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◎「スマホは目から30cm離す」

あおむけだと、手が疲れてスマホが顔に近づきがち。さらに、上目使いだとまばたきの回数が減ります。うつ伏せで上体を起こすほうがまだマシ。起き上がって30cm離すのが理想！

ピント合わせに働く筋肉をストレッチ！

NG習慣「長時間スマホを見続ける」
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◎「30分に1回は遠くを見る」

じっとスマホを見ていると、毛様体筋がガチガチに。30分に1回、1分程度遠くを見ることで、縮んでいた毛様体筋がじんわりほぐれます。

画面に近いほど目の負担は大きくなる！

NG習慣「スマホでドラマを見る」
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◎「ドラマはテレビやタブレットで見る」

モニターが近いほど、目は疲れやすくなります。大きい画面なら30cmより近づくことはまずないけれど、スマホはつい顔の近くで見がち。ドラマや映画などを長時間見るときは、大きめの画面で。

スマホ中はふだんの3分の1しかまばたきしていない

NG習慣「気づくと目が乾いている」
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◎「意識して瞬きの回数を増やす」

ふだんは1分間に約21回しているまばたきも、スマホ中は7回に激減するのだとか。まばたきは、目の小休憩。意識して回数を増やして、目をいたわって！

こするのは目を殴るのと同レベルの衝撃！

NG習慣「目が疲れるとこする」
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◎「目が疲れたら温める」

目が疲れると、つい目をゴシゴシ……。でもこれ、目にとっては殴るのと同程度の衝撃！　目が疲れたら、両手をこすって温め、手のひらをそっと目に。じんわり温めると血流がよくなってスッキリ。

毎日のNG習慣が積み重なると、目にも大きな負担となっていきます。“スマホを使いすぎているな…”と気付いたそのときから良い習慣へと変えていきましょう。

イラスト／ kanade
文／中田蜜柑