【独占】超人気俳優イ・サンイ「日本初ファンミは奇跡みたい」米津玄師『Lemon』猛練習の裏側、キム・ゴウンとの友情、まさかの納豆愛まで語る

公開
更新

日本の作品にも挑戦してみたい

『グッドボーイ』ではキム・ジョンヒョン役を演じた


―オファーは絶えないかと思いますが、作品を選ぶ際に大切にしている基準は何でしょうか?

イ・サンイさん:まずは作品の「面白さ」が一番大事ですね。自分が面白いと思えないと、ご覧になる方にも面白いと感じてもらえないと思うんです。あとは、これまで演じてきた役とは異なるか、あるいは新しい一面を見せられるかといった「新しい挑戦」ができるかどうかも大切にしています。
とはいえ、そこまで作品選びで深く悩んだり、難しく感じるタイプではないかなとは思います。ただ作品に参加できること自体にいつも感謝しています。

―ミュージカル、ドラマ、映画と幅広く活動されていますが、俳優をずっと続けられる原動力、俳優という職業の魅力は何だと思いますか?

イ・サンイさん:面白い台本を読み、その台本に関わるすべての方々とコミュニケーションを取りながら、ぶつかり合い、皆でひとつの目標に向かって進むというその協働の過程が本当に楽しくて、今でもワクワクします。
それに、歌も、バラエティも、舞台も、やっぱりすべてが楽しいんです。僕の人生そのものが「俳優としての人生」なんだと思います。昨日はシェイクスピアになり、今日は歌う俳優イ・サンイになり、明日はまた別のイ・サンイになる。そんなふうに僕は自分の仕事を心から楽しんでいます。


―これまで多くの役を演じてこられましたが、役作りは事前にじっくり準備するタイプですか?それとも現場の雰囲気に合わせてつくり上げるスタイルですか?

イ・サンイさん:「準備が50%、現場で固めるのが50%」ですね。ここで言う50対50というのは「心の比率」のことです。
まず役作りの段階では、自分ができる最大限のことをします。外見的なところだと例えば、役柄に応じたダイエットや体づくり、ヘアメイクや衣装合わせなどもありますし、それから内面的なところでいえば役について分析したり、台本の暗記や練習などあらゆる準備を重ねます。
でも、自分の準備で完結するものではないですよね。現場で生まれるもの、変化していくものをしっかり受け止める柔軟さも大切だと思います。なので、外から入ってくる刺激や影響を受け入れる余裕といいますか、「心の準備」も必要だと感じているんです。


―今後挑戦してみたいジャンルや役柄はありますか?

イ・サンイさん:ファンミーティングでもお話ししたのですが、日本の音楽に関わる作品や演技に挑戦してみたいです。子どもの頃から日本の音楽をよく聴いて育ったので、特に日本のロックに惹かれています。日本で音楽に関わる役を演じることができたら、とても面白そうだなと思います。

―実現できる日を楽しみにしています!


大学の同級生、キム・ゴウンさんとの絆

メガネ姿も素敵なイ・サンイさん


―大学の同級生であるキム・ゴウンさん主演映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』にも出演されました。ゴウンさんにインタビューした際に「サンイさんが快く出演を引き受けてくれてありがたかった」と話していらっしゃいました。

イ・サンイさん:ある日、ゴウンから出演してくれないかという連絡が来て、迷わず「やるよ」と即答したのを覚えています。ほとんど悩まなかったですね。ゴウンとは日頃から仲が良く、とても信頼しています。彼女は本当に聡明で、賢い俳優だと思います。僕が悩んだり困ったりしたときには、彼女に相談することもあります。



―共演されて印象に残ったエピソードはありますか?

イ・サンイさん:劇中、カラオケで僕の感情が表に出てしまうシーンがあるのですが、「本当にお酒を少し飲みながら撮影したほうがリアリティが出て面白くなるんじゃない?」と話し合って撮影したんです。実際にはほんの少量しか飲んでいないのに、僕だけ酔いが回ってしまって(笑)。そのシーンは特に印象に残っていますね。

―ドラマ『グッドボーイ』でインタビューさせていただいた際に、パク・ボゴムさんとキム・ソヒョンさんから現場でのムードメーカーはソンイさんだという話がありました。撮影現場でムードメーカーだと言われることに対してご自身ではどう感じていますか?

イ・サンイさん:そうですね。自分ではムードメーカーだとは思っていません。ただ、一緒におしゃべりしているうちに、たまたま僕がきっかけで笑いが生まれることはありますが(笑)。
僕は、作品に関わるすべての人が気持ちよく楽しく仕事ができる現場であってほしいと思っています。だから、いつも心の中で「ユーモアを忘れないようにしよう」と意識しています。
現場でしんどくない人なんていませんよね。そこに少しのユーモアがあるだけで、みんなが前向きに働けると思うんです。

『グッドボーイ』の撮影現場ではムードメーカーと言われたイ・サンイさん

この記事に共感したら

Information

本ページはアフェリエイトプログラムによる収益を得ています

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント応募

新規会員登録する

読みものランキング

読みものランキングをもっと見る

レシピランキング

レシピランキングをもっと見る

レタスクラブ最新号

レタスクラブ最新号詳細