会社まで押しかけてきた作家の同居人。そこまでして頼みたいこととは/これが恋だと知っている(5)

気持ちが届かなくても、ただ好きなだけでいい。そう思っていたのに…!
丸川社文芸部の青葉詩音(あおばしおん)は有名大学を卒業し、編集部でも期待されている敏腕編集者。背も高く、見た目も悪くない彼が想いを寄せるのは、過去にヒット作を出しているものの以降は本も出せずにライター業を営んでいる平凡な小説家・灰田雅一でした。
「想いを伝えないことでそばにいられる」そう思っていた青葉でしたが、ある日泥酔した灰田を家まで送った際、こっそりキスしようとしていたところを灰田の同居人である女子高生に見られてしまい、さらには「私とおじさんを恋人にしろ」と脅されて…!?
恋が実るにはいくつもの試練がありそうな立場から同じ人を想い続ける、ふたりのエピソードをお送りします。
※本記事はかねもと著の書籍『これが恋だと知っている 上』から一部抜粋・編集しました。
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